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惑星同士は、公転軌道の半径によって公転角速度が異なり、外側の惑星よりも内側の惑星の方が公転にかかる時間が短い。そのため、ある期間を経て内側の惑星が外側の惑星の公転を追い抜く事態が生じる。追い抜く際に惑星同士が一時的に最接近する現象を接近と言い、そのうち近日点付近でのひときわ近い接近を大接近という。
地球と火星(公転周期は687日)の接近は約2年2ヶ月ごと、大接近でも15~17年ごとに起こるが、互いの軌道の遠日点・近日点との位置関係などで、必ずしも毎回同じ距離にまで近付くわけではない。
ところが2003年8月27日の大接近では、火星は地球と約5575万0006kmの距離にまで最接近した。これより近い大接近は、現在をさかのぼること60000年前、あるいは未来に時代を下ること284年経つまで、訪れない。
これまで・これからの火星大接近