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月(つき)は、地球の周りを公転する唯一の自然の衛星。人工天体とあわせても最大の物体。太陽系の中で地球に最も近い自然の天体でもある。また、地球から見える天体の中で太陽の次に明るいものである。英語では moon、ラテン語で Luna と呼ばれる。古くは太陽に対して太陰ともいった。漢字の「月」は三日月の形状から変化したもので、古代の日本語では「ツク」と読んだ。これは月そのものの姿と同時に「憑く」という意味を持っており、神や霊が宿る星として考えられてきた。運がいい、等の意味で使われる「ツキがある」なども同じ「ツク」を語源としている。
また、別の意味として、ある惑星から見てその周りをまわる衛星を指す。例:火星の月。
月は天球上をほぼ4週間ごとの軌道で移動する。天空の移動速度は毎時 0.5 度程度である。また、天球上の軌道も一定しており、黄道帯とよばれる黄道周辺 8 度の範囲におさまる。さらに 2 週間ごとに黄道を横切る軌道を描く。月の天球上を動く道を白道という。
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2 そのほか 3 関連事項 |
月の自転周期は 29.5 から 27.2 日で地球の周りを回る公転周期とほぼ一致し
ているため、地球上から月の裏側を見ることはできない(表面の59%は地球上から確認
できる)。
月の重力は地球に影響を及ぼし、潮の満ち引きを起こしている(潮汐作用)。
地球上の生物のホルモンリズムにも影響を及ぼしていると言われている。
起源については、地球に捕獲された他の天体とする説や、地球と他の天体との衝突に
よって飛散した物質由来(ジャイアント・インパクト説)とする説などがある。最近の研究ではジャイアント・インパクト説が優勢。
物理的特徴
直径は地球の約4分の1。質量はおよそ地球の81分の1。地球から月までの距離(平均)は、38万4403キロメートル。
月による潮汐作用により、主に海洋と海底との摩擦(海水同士、地殻同士の摩擦などもある)による熱損失から、地球の自転速度がおよそ10万年に1秒の割合で遅くなっている。また、重力による地殻の変形によって、地球-月系の角運動量は月に移動しており、これにより月と地球の距離は、年約3.8センチメートルずつ離れつつある。
この角運動量の移動は、地球の自転周期と月の公転周期が一致したところで安定となるため、地球-月間の距離はそこで安定すると考えられている。そのほか
関連事項