新古書店
新古書店とは、比較的近年に出版された本を、希少価値などをあまり考慮せず買い取り、必要に応じてクリーニングを施し、一定の基準で割り引いて販売する古書店。
近年増加の傾向にあるが、その特徴から、
- 新刊も古本として大量に出回っているおかげで作家と出版社にはなんの利益も戻ってこないために、新たな作品を生み出す資金が回らなくなることがありえる
- 万引きされた商品の換金窓口になりうる
などの理由で、近年の出版不況の原因の一つとしてしばしば議論の対象として上がることがある。
逆に、
- 本来なら捨てられるはずだった本が、他人の手に渡り有効に利用される
- 比較的最近の本が安く入手できる
- 希少価値を考慮しないため、思いがけない本が安く売られている場合がある
など、利用者にとってはメリットは大きい。
また、
- 新古書店でコミックシリーズの旧刊を買ったのがきっかけで、新刊書店で最新刊を買う
といった、眠っていた需要を喚起している一面もあり、作家と出版社にとってもすべてマイナスというわけではない。
希少本や専門書も安価に販売されているため、従来の古書店にとっての「仕入先」となっている面も見のがせない。
万引きの換金窓口になっている、という主張については
「買い取り価格は高くても定価の10%程度。万引きに見合わないのでは?」
「万引き問題は小売に共通の問題。リサイクル店に責任転嫁するのはいかがなものか」
との声もある。
関連項目
- ブックオフ
- ブックマーケット
- リサイクルブック協議会