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| Table of contents |
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2 水木しげると手塚治虫 3 賞歴 4 関連項目 |
略歴
鳥取県境港市出身、太平洋戦争中に徴兵されラバウルへ出征。この時マラリアを発症し、その療養中に敵機の爆撃を受け左腕を失う。
戦時中に負傷し妖怪に助けられ生還した体験を元に妖怪をテーマまた主人公にした作品・著作多数。その原点としては幼少のころ村にいて、水木少年に「もうひとつの世界」を教えてくれたというのんのん婆の存在があったという。また、当時の彼の呼び名であった「ゲゲ」は後の代表作であるゲゲゲの鬼太郎のタイトル名の原点となった。
水木しげると手塚治虫
水木しげると手塚治虫は共に漫画の黎明期から活躍しているが、その表現は手塚の宗教観や世界観を描いた『ブッダ』 『火の鳥』などの例外はあるものの両極のように思われる。近未来的で整理された画風、科学の進歩や未来の夢を主体に描いている手塚に対し、水木の作風は緻密な木や石の描写からなりたち、伝説や民間伝承が基本となっている。また、戦後初期の経歴においても一躍スターとなった手塚に対し、水木は貸し本漫画家としての時代が長いという点からも、漫画の2面を伺うことができる。
興味深い作品比較としては、妖怪を描き続けている水木諸作に対し、手塚は『ドロロ』で百鬼夜行の世界を描き、また手塚の代表作である「アドルフに告ぐ」に対し水木は「アドルフヒトラー」を描いた点が挙げられる。