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新古今和歌集

新古今和歌集しんこきんわかしゅう)は後鳥羽上皇の命によって1205年に編まれた第8番目の勅撰和歌集である。三代集の一つでもある。略称新古今集

撰者

源通具、藤原有家、藤原定家、藤原家隆、藤原雅経、寂蓮が撰じた。

成立過程

一般的に4つの期間に別れる。
第一期は
1201年の上皇の命が下された時期。撰者達が多々ある歌を集めてくるまでである。

第二期は上皇自らにより歌の吟味、選別をした時期。

第三期は歌の分類、配列をした時期。この頃一応完成した。

第四期は歌の修正、切継をした時期。1210年 - 1216年の間頃に最終的に完成した。

構成

巻は20巻で春歌上下、夏歌、秋歌上下、冬歌、賀歌、哀傷歌、離別歌、羇旅歌、恋歌一から五、雑歌上中下、神祇歌、釈教歌にわかれる。真名序は藤原親経、仮名序は藤原良経による。約1980首を収録され、すべて短歌である。各々だいたい季節順に並べられており、古代の歌人と当時の歌人を交互においてある。万葉集時代の歌人の作も多少含まれている。

歌風

定家の父俊成によって提唱された幽玄、有心という概念が撰歌に大きく反映されている。また、鎌倉幕府成立以降、政治の実権を奪われた貴族社会の衰退の中で、滅びや自然への見方に哀調があると指摘される。またこの頃は題詠が盛んに行われていたことにより、より華やかな技巧にあふれている。題詠によって現実的な心情変化の歌ではなく、定められたお題の中でより複雑に工夫された象徴的な歌が主流になっていった。特に上代以来の数々の和歌の歴史が可能にした数多くの本歌取りに特徴がある。また技法として、体言止め、三句切れなどが使われている。

隠岐本 新古今和歌集について

承久の乱により隠岐に流された上皇は、新古今和歌集から約400種ほど除いたものこそ正統な新古今和歌集であるという詔をだした。これを隠岐本 新古今和歌集と呼ばれている。この記事に述べられているのは隠岐本ではなく、現在では完全成立直後のものが正統とされている。

関連項目





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