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携帯電話

携帯電話けいたいでんわ)は、無線通信(電波)を使い、持ち運び利用できる電話機。 現在は利用者が増えたことから「携帯」あるいは単に「電話」と呼ばれることも多い。 文字では「ケータイ」「ケイタイ」とも表記する。

通常は、かつての自動車電話から発展した超小型の電話機、あるいはこれを使う電話システムを指し、旧名を簡易型携帯電話と呼称していたPHSを含まない。 (各種統計などの広義では、冒頭のようにPHSを含むこともある)

現在、日本で利用されているものは、すべてデジタル式である。 かつては周波数帯域の効率がデジタル式に比べて劣り、市販受信機による盗聴の恐れもあるアナログ式のものが主流であった。日本以外ではアナログ式が主流の地域も存在する。

Table of contents
1 概説
2 方式
3 周波数
4 携帯電話の歩みと、社会に与えた影響等
5 近年の携帯電話の動向
6 歴史

概説

1979年に、日本で世界初のサービスが開始された小ゾーン型自動車電話を元にして、エレクトロニクス技術の進歩により端末が小型化され、徐々に携帯型になったもの。 そのため、デジタル式家庭用コードレス電話機の子機として開発が始められたPHSとは異なり、電波の出力が強く(PHS20ミリワットに対し、携帯700ミリワット)、利用可能な地区も広い。 反面、利用者に対して周波数の割り当てが少なく、特に人通りの多い、都市部の大きな駅の周辺や繁華街では、通話用のチャンネルがひっ迫しているため、圧縮量の増加により音質が悪い欠点も有する。

日本で、携帯電話が発売されたのは1987年1993年、NTTドコモによるデジタル式(PDC方式)が開始される。

日本での携帯電話事業は、

以上の4グループが行っている。

携帯電話やPHS事業者は、当初地域ごとに別の会社でなければならなかった。その後KDDI(沖縄セルラー電話を除く)やボーダフォン、DDIポケットは、全国地域会社を統合している。

方式

Gは世代

周波数

携帯電話の歩みと、社会に与えた影響等

1979年の旧電電公社による自動車電話サービス事業の開始から、電電公社と事業を引き継いだNTTが自動車電話事業を独占していたが、1988年から1989年にかけて、旧IDOや旧DDIセルラーが新規参入を果たし、初期費用や通話料金などの引き下げ競争が始まり、今まで、企業の経営幹部層(エグゼクティブ)にほぼ限られていた自動車電話のユーザーが、土木工事現場の連絡用などにも広がりを見せるようになった。

その中で、1989年、画期的な小型携帯電話「マイクロタック」が発売され、NTTも同様の小型携帯電話「ムーバー」を開発して対抗した。

通信業界全体の大きなターニングポイントとなった1994年には、自動車・携帯電話機の買取制度が導入され、初期費用の大幅な値下げが行われたのとともに、新規参入の第二弾である旧デジタルホン(現ボーダフォン)とツーカーグループの参入もあって、競争はさらに加速され、結果として携帯電話が広く一般に普及する下地が作られた。

1995年1月19日阪神淡路大震災では、有線インフラに壊滅的被害が発生したなか、無線の強さを発揮し、同年にはPHSという新しい携帯通信サービスが参入したものの、電波状態の不安定や、既に普及が始まっていた携帯電話との相互通話が不可能という仕様上の問題もあって、携帯電話の普及に弾みがつく結果となった。 これによりバブル経済期に一世を風靡した無線呼び出し(ポケットベル)は、急速に携帯電話に取って代わられることになった。

携帯電話の契約数を多く獲得する目的で、購入時の端末価格を抑えるために、月々の基本料金から販売店へのバックマージンを支払うというビジネスモデルにより、1円から数百円など端末原価を大幅に下回る価格で端末が乱売されるという事もあったが、その反面、中途解約に対して違約金を請求される「縛り」という問題もある。

各グループの激しい競争がもたらした、これらの方法によって、携帯電話は国民の2人に1台まで普及したが、普及につれて、さまざまな社会問題も引き起こしている。

まず、基地局・携帯端末双方のアンテナから発せられる電磁波の、人体などへ悪影響を及ぼす可能性について取りざたされている。特に頭部に接して使用するために、脳腫瘍の発生を警告する意見もある。

さらに、心臓ペースメーカーなど、医療用電子機器に近接させた場合に動作に影響を与える可能性から、病院内や混雑した列車内での使用を、禁止したり制限する動きもあるが、それ以前に着信音や通話マナーの問題と混然として、どのように使用すべきかという指針にはばらつきがある。 ただし、2003年9月関東の17鉄道事業者は、電車内で(お年寄りや身体障害者、妊婦、乳児連れの母親の)優先席付近では電源を切り、それ以外はマナーモードに設定して通話は禁止と統一した。

携帯電話の普及につれ、自動車の運転中に通話(特に着信への応答操作)することによって、注意力が低下して事故の原因の一つとなっていると指摘され、1999年11月改正の道路交通法では、運転中の使用を禁止する条項が追加された。

1月1日0:00から2時間程度、「おめでとう電話」「おめでとうメール」と呼ばれる新年の挨拶の通話やメールが集中し、繋がりにくくなる。各社は、緊急でない利用を控えるよう広報をし、通信規制を行い対応する。

さらに、携帯電話やPHSが普及したことにより,固定電話の収益率が悪化。特に、通常、加入料や基本料金を払って利用している家庭や業務用の一般電話に比べて、通話料だけで利用できる公衆電話は、採算性が悪いとして、度重なる値上げを実施。その結果、長らく市内通話3分10円だった通話料が、2003年現在、1分8.4円程度となり、携帯電話と変わらない料金になった。

携帯電話とPHSを合わせた普及率が固定電話の普及率を追い越したのは,西暦2000年である。

近年の携帯電話の動向

通話を着信した際に、発信者が非通知設定もしくは通知不可能(公衆電話からの発信など)な回線環境でない限り、ディスプレイに発信者番号が表示される。また、端末の電話帳機能に記憶されている番号に合致した場合に、名前も表示できるものもある。

受信するときの音楽着信メロディ(略称の着メロは第4194385号および第4326423号で規定されている、PHS事業者グループASTELの商標)、操作しない状態でディスプレイに表示されている画面を待受け画面と呼ぶ。最近では受信音を音楽データそのもので鳴らすことができる機種もある。

さらに、近年の携帯電話は多機能化しており、インターネットに接続できる機種(iモードボーダフォンライブ!EZwebなど)や、デジタルカメラを内蔵して静止画を撮影可能な機種(写メールiショットなど)、さらには動画撮影までできる機種(ムービー写メール、iモーションなど)、 アプリケーションをダウンロードして実行できる機種(iアプリ、Javaアプリ、BREWなど)も多い。 一方、多機能化により2003年頃から、電話機に組み込まれたソフトウエアの不具合(バグ)が頻発している。

歴史





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