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推理小説(すいりしょうせつ)は小説のジャンルのひとつ。殺人・盗難など、何らかの事件の発生と、その解決へ向けての経過を描くもの。元は探偵小説と呼ばれていたが、第二次世界大戦後、「偵」の字が当用漢字でなかったこともあって推理小説の名が一般的になった。ミステリー小説(あるいはミステリ小説)、もしくは単にミステリー(ミステリ)とも呼ばれる。英語のDetective Novel、 Mystery の訳語でもある。
| Table of contents |
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2 歴史 3 作家 4 探偵 5 参考文献 |
推理小説の分類
;本格:事件の手がかりをすべて作品中で示し、それと同じ情報をもとに登場人物が真相を導き出す形のもの。第二次大戦前の日本では、現在の「本格派」は「健全派」と呼ばれていた。
;社会派:事件そのものに加え、事件の背景を社会世相などに絡めて描き出すもの。
;ホラー:登場人物がなんらかの事件に巻き込まれ、その被害に遭う経過や、その間の登場人物の心理を描く。
;倒叙:はじめに犯行の様子が描かれ、その後の捜査の進展や真相の看破に至る過程を、おもに犯人の側から描写する。
;日常の謎:法律に触れるような犯罪ではなく、日常生活のなかでふと目にした不思議な現象などについて、その理由・真相を探るもの。
;ハードボイルド:主人公が余り感情を表に表わさず、全体に非情さ・シニカルさを強調した作品。歴史
推理小説の誕生
世界初の推理小説は、エドガー・アラン・ポーの『モルグ街の殺人』であると言われるが、聖書にも推理自体はあり、どこに端を発するかと言う議論は果てしない。
しかし、確実に言えるのは、1830年代にイギリスにおいて警察制度が整ったことにより、犯罪に対する新しい感覚が生まれたと言うことである。1830年代に一世を風靡したニューゲイト小説は、ニューゲイト監獄の発行した犯罪の記録を元に書かれた犯罪小説であり、後の近代推理小説が生まれる基盤を作ったといえるだろう。
推理小説と言うジャンルの確立には警察組織の存在が大きかった。法を手に犯罪者を捕らえる新しい形のヒーローが誕生した裏側には、また急速に都市化が進んでいくイギリスに於いて、都市の暗黒部に対する一般市民の不安が高まっていた、という歴史的事実も見逃せない。また都市化に伴うストレスのはけ口として、「殺人事件」というモチーフの持つ非日常性が必要とされていたという見方もある。
作家
推理小説を著す作家は、推理作家、ミステリー作家などと呼ばれる。
探偵
推理小説には魅力的な探偵が登場して事件を解決することが多い(もちろん、探偵の登場しない推理小説もある)。特に有名な探偵は、推理小説の名探偵一覧を参照。