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日蓮宗

日蓮宗(にちれんしゅう)は、鎌倉時代中期日蓮によって興された仏教の宗派であり、現在では多くの派に分かれるが、とくに身延山久遠寺( くおんじ) を本山とする一派を指す。

妙法蓮華経(法華経)を最も重要な経典とし、「南無妙法蓮華経」(なむ・みょうほうれんげきょう)と唱えることで仏への帰依を表し救われるという思想を説く。

日蓮によるこの法華経の位置付けは、中国の僧侶、天台 の思想の影響を受けてとされる。 これは、仏教の開祖である釈迦の教えをその死後に弟子達が書き顕した膨大な量の経典に基づいており、一般には、それらを全て読破することは勿論、全ての意味を正確に理解することはきわめて困難とされるが、天台はその研究の結果、釈迦が七十数歳にして説いたとされる「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ」(サンスクリット語で「不可思議な因果の法」の意)と呼ばれた経典に書かれた内容が最高の教えであると結論付けた。この「サッダルマ・プンダリーカ・スートラ」が、鳩摩羅什(くまらじゅう)によって漢訳された「妙法蓮華経」であり、最初の「無量義経」と、それに続く二十八の巻物、および最終部の「佛説観普賢菩薩行法経」から成る。

日蓮はこうした天台の思想の影響を受けて法華経を最高の経典としたという見方が一般的であるが、日蓮自身は、その弟子たちへの手紙の中で「自分は前世には釈迦に法華経の教えを説いた師であり、上行菩薩(釈迦よりも偉い仏)の生まれ変わりである」と述べているとも言われる(日蓮本仏論)。

Table of contents
1 主要寺院
2 関連項目
3 外部リンク

主要寺院

関連項目

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