|
|
明治天皇が臣民(国民)に対して、父母への孝行や夫婦の和合、遵法精神など十二の徳目(道徳)を説く形式の内容で、西洋の学問・制度が入る中、軽視されがちな道徳教育(特に儒教)を重視した物である。事実上は国家神道の教典となった。
昭和期に入ると国民教育の思想的基礎として神聖化された。この為その文章を暗記することを求められ、学校等で式典がある場合には必ず朗読された。特に戦時下にあっては国家総動員態勢を正当化するために利用された。
太平洋戦争後、GHQは教育勅語が神聖化されている点を特に問題視し、1946年(昭和21)に奉読と神聖的な取り扱いを禁止した。その後1948年(昭和23)には「教育勅語等排除に関する決議」が衆議院にて可決し、教育勅語は廃止された。