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は、地域行政区分など、多様な意味に用いられる漢語。ほぼ同義の漢字の置き換えとしても用いられる。

漢字圏の「州」

原義においてはの中州のことであるが、まもなく地域単位として用いられるようになり、一般に全土(天下)を九等分して九州と呼んだ。九州の名は異説が多いが、『書経』によれば、冀州・兗州・青州・徐州・豫州・荊州・揚州・雍州・梁州である。はこれを行政区分として取り入れ、後漢は全国を13州に分けて各州に刺史を置いた。その後も中国では地方行政単位として州の名が実態を変えつつ踏襲され、やがての大きいものを州と呼ぶようになった。

行政単位としての州は朝鮮でも新羅によって導入された。日本には、行政単位として州の名が用いられたことはなかったが、令制国を中国風に通称して州と呼ぶことがあった。

漢字圏以外での「州」

東アジアにおける地方行政単位としての州の用例から転じて、ある国家の中で、広範な領域を持っていたり、高度な自治権を持っていたりする行政単位のことを、「県」ではなく「州」と訳す場合がある。特に、アメリカ合衆国オーストラリアステイト(State)、ドイツラント(Land)、スイスカントン(Canton/Kanton)のように一定の主権を持ち、連邦を構成する地域単位は必ず「州」と訳され、「県」と区別されることが多い。


州(洲)は、中州の意味から転じて、仏教の世界観において須弥山を取り巻いて存在する四つの陸地()を、漢訳して四洲と呼んだ。ここから州は大陸を指す語となり、アジア大陸を亜細亜洲と呼んだり、世界を六大州に分けて大陸を中心にその周辺の島嶼や海域を含む地域を州と呼ぶ。





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