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名著を安価に流通させることを目的としていて、日本・世界の古典を幅広く収めている。文庫の巻末についている「読書子に寄すー岩波文庫発刊に当たってー」は三木清の手になるものといわれ、当時の教養・啓蒙主義と共にドイツのレクラム文庫を模範としたことなどが書かれている。文庫は現在カバーの背表紙下側の色によって大きく五つに分けられていて、
かつてはカバーはなく、価格の表示も独特の星印で行っていた。定期的に復刊を行っているのも特徴である。現在はそのカバーする領域の広さとバラエティ、刊行点数、どれをとっても世界を代表する文庫といって過言ではない。