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俳句

俳句はいく)は日本の伝統的な定型詩の一形式であり、五・七・五の音数律を持ち、特定の季節を表す季語を含むのが特徴である。俳諧連歌の発句が独立したものであると考えられており、さらに起源を遡り、短歌の上句に由来すると言われることもある。このような歴史的背景により、季語切れの制約、本歌取りの技巧が存在する。また、短歌の歴史を根拠とする季語も少なくない。

川柳も俳句と同じ五・七・五の音数律を持つが、口語表現による風刺的で滑稽な句が多く、季語や切れの制限もない。

Table of contents
1 俳句の制約
2 俳句の技術
3 有名な俳人
4 関連記事

俳句の制約

音数律

俳句は定型詩であり、五・七・五の音数律に従わなければならない。五の部分が6音以上に、または七の部分が8音以上になることを字余りと称する。例えば次の句は五・十・五の字余りである。

  • 枯枝に 烏のとまりたるや 秋の暮   松尾芭蕉(東日記)

季語

俳句にはひとつの季語が含まれていなければならない。季語とは季節を表し、俳句に題を与えるための言葉である。近代俳句に見られる「夏休み」などの直接的な季語と、「月」(秋)などの歴史的な根拠を持つ季語がある。後者は主に『
万葉集』や『古今集』で登場する風物に由来する。季語をあつめたものは歳時記として出版されている。

切れ

俳諧では、発句が脇句に依存せずに完結していることを「切れがある」と表現し重視された。俳句でも「切れ」がいのち、と言われるほど重要であり、この「切れ」を生み出しやすくするものが切れ字(きれじ)である。

切れ字

切れ字には、「かな」「や」「けり」「らむ」など代表的なものが 18 個ある。

俳句の技術

本歌取り

有名な既存の俳句や短歌などから言葉を流用し、言外に本歌の内容を表現する技法。例えば「見わたせば山もと霞む水無瀬川」から「山もと霞む」を流用し、言外に「水無瀬川」を示すなど。

省略

俳句では17文字という限られた音で表現をしなければならないため、不用な言葉の省略が重要視される。体言止めにより動詞助詞を省略したり、助詞で止めて後に来る動詞を省略したりすることが多い。また、予測可能な言葉を省くことにより、余韻を残したり、時間的な「間」を表現することにもなる。

句またがり

意味的な切れ目を五・七・五の音の切れ目とは異なる場所に持ってくることで、リズムに変化を与える技法。

有名な俳人

俳人の一覧も参照。

江戸時代

近代

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