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| Table of contents |
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2 神は当時の世を滅ぼすことを意図される 3 保護されて大洪水を切り抜ける 4 大洪水後の祝福と虹の契約 5 ノアの酔い |
その洪水の大水が雨となって降り始める7日前に、エホバは動物を集めて箱船に入れるようノアに指示なさった。その週の7日目に、「ノア、そして彼の息子たち、妻、また息子たちの妻が彼と共に大洪水の水に先立って箱船に入(り)そののちエホバは彼の後ろの戸を閉じられ」た。まさしくその日に「洪水が来て彼らをみな滅ぼしました」。―創世記 7:1‐16; ルカ 17:27。
箱船に入った人間と動物と共に、それら生き物の命の糸が保たれた。同時に、真の崇拝も存続しましたし、また神はノアとその家族によって、人間の創造にまでさかのぼる時の計算方法や最初の言語(後にヘブライ語と呼ばれた)に加えて創造の歴史も存続させた。ノアは箱船に滞在中、重要な出来事を航海日誌に正確に書き留めた。―創世記 7:11,12,24; 8:2‐6,10,12‐14。同時代の人々の中にあってとがのない者
ノアが住んでいた世界は堕落していた。その時代には、自分本来の立場とそのあるべき居所を後にしたみ使いたちが女たちと結婚して子を、つまり、「名ある人々」をもうけて、地に満ちていた暴虐をあおり立て(創世記 6:1‐4; ユダ 6)、ついに「[人の]心の考えのすべての傾向が終始ただ悪に向かう」ようになり、地は「損なわれ」た。それは、「肉なるものがみな地でその道を損なっていたから」である。(創世記 6:5,11,12)しかし、ノアはその堕落した状態から離れていたので、聖書によれば、ノアは「義にかなった人であり、同時代の人々の中にあってとがのない者となった。ノアはまことの神と共に歩んだ」と描写されている。(創世記 6:8,9)ノアは当時の不敬虔な世とは異なり、神から求められたことに十分かなっていたので、ノアのことを「とがのない者」と言うことができたのである。―創世記 6:22と比較。
神は当時の世を滅ぼすことを意図される
神はその不敬虔な世が存在する時間に限界を設け、「わたしの霊が人に対していつまでも定めなく働くことはない。彼はやはり肉であるからだ。したがってその日数は百二十年となる」と言われた。(創世記 6:3)これは神からの法的な定めであった。それから約20年後、ノアに最初の息子(多分、ヤペテ)が生まれた。記録によれば、2年後にセムというもう一人の息子が生まれた。ハムがいつ生まれたかは述べられていないが、箱船を建造するようにとの神の指示がノアに与えられた時、それら3人の息子たちは成人して結婚していた。したがって、そのころには大洪水までにわずか40ないし50年しか残っていなかったものと思われる。(創世記 6:13‐18)さて、ノアはエホバとの契約関係に入れられ(創世記 6:18)、家族の援助を得たので、建築者として、また当時の邪悪な世代に差し迫った滅びについて警告する「義の伝道者」としての業に着手した。―ペテロ第二 2:5。
保護されて大洪水を切り抜ける
人々は神が邪悪な世を滅ぼすために行動されるということを信じなかった。ゆえに、ノアが絶対的な従順を示して、「すべて神から命じられたとおりに……まさにそのとおりに行なった」のは、強い信仰を抱いていたからである。(創世記 6:22)ヘブライ人への手紙の筆者であったクリスチャンが、あの「雲のような証人たち」の中にノアを含めたのも、ノアが神に対して不動の信仰を持っていたためであった。その筆者は次のように書いている。「信仰によって、ノアは、まだ見ていない事柄について神の警告を与えられた後、敬虔な恐れを示し、自分の家の者たちを救うために箱船を建造しました。そして、この信仰によって、彼は世を罪に定め、信仰による義の相続人となりました」。―ヘブライ 11:7; 12:1。