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| Table of contents |
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2 広義の宇宙 3 狭義の宇宙 4 日本語的な「宇宙」 5 宇宙の誕生と死 6 宇宙の階層構造 7 宇宙の歴史 8 関連項目 |
原義
漢代の書物「淮南子」によると「宇」は空間全体をさし、「宙」は時間全体(過去、現在、未来)を意味し、「宇宙」で時空(時間と空間)の全体を意味する。
また、一説によると、「宇」は「天」、「宙」は「地」で「宇宙」で「天地」のことを示すとも言う。
1.森羅万象(あらゆる物事)を含む天地の全体。ユニバース。世界。
2.哲学・宗教あるいは何らかの観点から見て、秩序をもつ完結した世界体系。コスモス。宇宙 (仏教)など。宇宙全体の一部でありながら全体と類似したもの(人間などをそう捉えるときがある)を小宇宙と呼ぶのに対して宇宙全体のことを大宇宙ともいう。
3.天文学的に見て、すべての天体・空間を含む領域。「小宇宙」(銀河)に対して大宇宙ともいう。観測できる領域は宇宙の地平線の内側に限定されるが、大宇宙はそれよりはるかに大きいと考えられている。
4.物理学的に見て、物質・エネルギーを含む時空連続体のまとまり。現代物理学では「宇宙」はもはや物理学的な「世界」全体ではありえず、生成・膨張・収縮・消滅する物理系の一つにすぎない。理論的には無数の宇宙が生成・消滅を繰り返しているとも考え得る。
5.(日本語では 3. から転じて)地球の大気圏外の空間 (outer space, space) を漠然と指す。宇宙空間を参照。大気圏外空間をも漠然と「宇宙」と呼ぶことは、日本人の宇宙観に混乱を招いていると思われる。
(以下、この項目では、3., 4. の天文学・物理学的な宇宙を扱う。)
宇宙 (Universe) とはわれわれが暮らしている物理的に認知可能な範囲を言う。宇宙は137億年程度以前に生まれたと観測されている。2003年1月のNASAの発表によるとこれは高い精度で正しい数字らしい。そうすると大きさは、137億光年と言うことになるが、そこに到達するのに最低でも137億年かかり、たどり着いたときには137億光年先に宇宙の果ては逃げている。物質のまま光の速度に達することは出来ないので、われわれが肉体的存在として光の速度で旅することは現在の知識では出来ないことになっている。
宇宙の果てを発した光は、我々に到達することがないか、いつでも届いているかのどちらかである。(?)
重力にも速度があることが相対性理論で予想されていたが、2003年(2002年?)、重力も光速で伝わることが観測により確認されている。
宇宙の始まりはビッグバンと呼ばれる大爆発であったとされる。我々から遠ざかる天体の速さは我々からの距離に比例する(ハッブルの法則)ため、過去のある時点ではすべての天体は 1 点にあったことがわかるからである。
2003年1月の NASA の発表によると、宇宙は平坦な次空であり、このまま引き続き広がり続け、止まることはないことが観測で判明した。一時は、宇宙は正の曲率をもった閉じた空間であり、宇宙は現在の膨張から収縮に転ずるという説(ビッグクランチ説)も存在したが、これは否定されたことになる。宇宙が平坦であり永遠に広がり続けると言うことは、最終的に宇宙は熱的死により安定化することを意味する。宇宙の死に関する、より詳細な議論は宇宙の終焉を参照せよ。
我々の住む地球は惑星のひとつであり、いくつかの惑星が太陽の周りを回っている。太陽とその周りを回る惑星、その周りを回る衛星、そして小惑星や彗星が太陽系を構成している。 太陽のように自ら光っている星を恒星という。恒星が集まって星団を形成し、恒星や星団が集まって銀河を形成している。銀河は単独で存在することもあるし、集団で存在することもある。銀河の集団を銀河団といい、銀河団の分布が宇宙の大規模構造を形成している。広義の宇宙
狭義の宇宙
日本語的な「宇宙」
宇宙の誕生と死
宇宙の階層構造