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中将棋

中将棋ちゅうしょうぎ)は、将棋の一種であり、二人で行なうボードゲーム(盤上遊戯)の一種である。

Table of contents
1 ルール
2 歴史
3 関連項目
4 外部リンク

ルール

基本ルール

駒の動き

  • ○はその位置に動ける。
  • \│/─はその線上を他の駒に当たらない限りどこまでも動ける。
  • □、■は下記参照。
  • ☆はその場所まで飛び越えていける。

元の駒動き成駒動き
玉将(ぎょくしょう)
王将(おうしょう)
   
  
  
  
     
まわりに1マスだけ動ける。 - - -
金将(きんしょう)
   
  
  
    
     
斜め後ろには動けない。 飛車(ひしゃ)
    
    
    
    
飛車を参照
銀将(ぎんしょう)
   
  
    
   
     
横と後ろには動けない 竪行(しゅぎょう)
  
    
  
    
    
竪行を参照
銅将(どうしょう)
   
  
    
    
     
横と斜め後ろには動けない。 横行(おうぎょう)
     
    
    
     
横行を参照
猛豹(もうひょう)
   
  
    
  
     
横には動けない 角行(かくぎょう)(小角(ちょろかく)ともいう)
   
   
    
   
   
角行を参照
香車(きょうしゃ)
    
    
     
     
前方にどこまでも動ける。 白駒(はくく、はっく)
  
  
    
    
    
縦と斜め前にどこまでも動ける。
反車(へんしゃ)
    
    
    
    
縦にどこまでも動ける。 鯨鯢(けいげい)
  
    
    
  
  
縦と斜め後ろにどこまでも動ける。
盲虎(もうこ)
   
   
  
  
     
前方には動けない。 飛鹿(ひろく)  
  
  
 鹿 
  
    
縦にどこまでも動け、それ以外は1マスだけ動ける
麒麟(きりん)
    
   
  
   
    
斜めに1目だけ動け、縦横に2目先に移動できる 獅子(しし)
獅子を参照
鳳凰(ほうおう)
   
    
  
    
   
縦横に1マスだけ動け、斜めに2マス先に移動できる 奔王(ほんおう、ほんのう)
  
  
  
  
奔王を参照
歩兵(ほへい)
 
    
    
     
     
前に1マスだけ動ける と金(ときん)
   
  
  
    
     
金将を参照
仲人(ちゅうにん)
 
    
    
    
     
横と斜めには動けない。 酔象(すいぞう)
   
  
  
   
     
酔象を参照
角行(かくぎょう)
   
   
    
   
   
斜めにどこまでも動ける。 龍馬(りゅうめ)
   
  
  
  
   
龍馬を参照
飛車
    
    
    
    
縦横にどこまでも動ける。 龍王(りゅうおう)
    
  
  
    
龍王を参照
酔象(すいぞう)
   
  
  
   
     
後方には動けない。 太子(たいし)
   
  
  
  
     
玉将と同じ。※1
横行(おうぎょう)
     
    
    
     
横にどこまでも動け、縦に1マスだけ動ける。 奔猪(ほんちょ)
   
   
   
   
横と斜めにどこまでも動ける。
竪行(しゅぎょう)
  
    
  
    
    
縦にどこまでも動け、横に1マスだけ動ける。 飛牛(ひぎゅう)
  
  
    
  
  
縦と斜めにどこまでも動ける。
龍馬(りゅうめ)
   
  
  
  
   
斜めにどこまでも動け、それ以外は一マスだけ動ける。 角鷹(かくおう)
  
  
  
  
横と後方と斜めにどこまでも動け、■に1マス進んだ後に元いたマスに戻る奥の□に行くか選択できる。※2
龍王(りゅうおう)
    
  
  
    
縦横にどこまでも動け、それ以外は1マスだけ動ける。 飛鷲(ひじゅう)
  
  
  
  
縦横と斜め後ろにどこまでも動け、どちらかの■に1マス進んだ後に元いたマスに戻る奥の□に行くか選択できる。※2
奔王(ほんおう、ほんのう)
  
  
  
  
縦横と斜めにどこまでも動ける。 - - -
獅子(しし)
■に1マス進んだ後に元いたマスに戻る隣接する□又は■に行くか選択できる。※2,3 - - -

1 太子の扱い

酔象が太子に成ると、玉将(王将)と同じ働きを持つ。 たとえ玉将(王将)が取られても太子が存在する場合は太子が取られるまで試合を続行する。

2 駒の動かし方

本将棋とは違い、一度に2回動かせる。
  • ■へ行く。
  • ■に敵駒や自駒があったとしても、□に行ける。つまり□のマスに玉将(王将)がいた場合、王手になる。
  • ■と□に敵駒がある場合、2枚をたて続けに取れる。
  • ■へ行き、そのまま元いたマスに戻ることができる。
    • このとき敵駒を取って戻った場合、居食いという。
    • このとき何もなく戻ってきた場合、じっとという。

3 獅子の特別ルール

  • 獅子を取られた方は、その直後の手番のみ敵の獅子を取ることが出来ない。これを先獅子という。しかし獅子で獅子を取った場合、先獅子にはならない。
  • つなぎ駒のある獅子は獅子で取ってはならない。つなぎ駒とは、駒が取られたとしても直後の先番で取り返せる駒をいう。(利きに入っているということ)これには例外が2つだけあり、下記の場合は獅子を取ることができる。
    • 敵味方の獅子が隣り合っている場合。
    • 歩兵・仲人以外の敵駒とそれに隣接している敵の獅子を、2回続けて取る場合。

ゲームの進め方


上図のように、盤面を図として表示する場合、下側が先手、上側が後手となる。先手から見て、中将棋盤の右上のマスを基点とし、横方向に1、2、3、…、12、又は子、丑、寅、…戌、亥、縦方向に一、二、三、…、九とマスの位置を表する座標を決められている。指し手はこの数字を用いて表現する。

勝敗の決め方

反則

本将棋との大きな相違

  • 駒を取った場合、再度使うことはできない。
  • 王将・玉将をとってもかまわない。中将棋の場合は詰めて勝つのではなく、あくまで王将・玉将をとるものである。
  • 太子がいる場合、太子と王将・玉将の両方をとらないと勝ちにならない。

歴史

中将棋は
大将棋から派生した物であり主に公家と一部の武士に好まれ明治維新まで伝わってきた。明治維新後はほそぼそと京阪地方に伝えていたが、第二次世界大戦によりその伝承はたたれようとした。このような危機に棋士の岡崎史明と大山康晴が後世に伝え、今日でも主にネット上であるが伝わっている。

最近では欧米での認知度が高まっている。ルールがチェスに似てる事(駒の再使用ができないこと)が関係しているようである。一部の欧米人には、駒の字を英語にし伝統より便宜を大切にする団体もある。

関連項目

外部リンク





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