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ウル(ON Ullr 「光輝」)は北欧神話の神。狩猟、スキー、決闘の神。
シヴの息子で、トールの義理の子。ユーダリル(Ýdalir「イチイの谷」―イチイは弓の材料)というところに住む。
『デンマーク人の事績』にはオレルス(Ollerus)という名前であらわれ、ある種の骨を使って海を渡る魔術師とされる。オーティヌス(オーディン)が不祥事で追放されると(cf. リンド)、神々の指名によりオーティヌスの名を引き継いで神々の王に。しかしオーティヌスが賄賂で再び地位を買い戻したため、王位から放逐される。その後、スウェーデンに退いて君主となったものの、デンマーク人に殺された。
スウェーデン・東ノルウェーにはウルに由来する地名が多く残されており、相当の信仰を集めた神だったと思われる。それゆえ、元来は狩猟や決闘に留まらず、より高い神格の神だったと推定されている。