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タイ (魚類)

狭義にはスズキ亜目タイ科の真鯛のこと。

しかし同じタイ科である黄鯛、血鯛などを総称して鯛と呼ぶ。 さらに、タイ科以外の魚でも、扁平で白身の魚は鯛と呼ぶこともあり、 金目鯛、尼鯛、石鯛など 鯛と名付く魚は 200 種以上ある。

刺身、昆布締め、塩焼き、煮付け、蒸し焼き、干物など様々に調理される。 食通の間では、唇の肉や頬肉などが特にもてはやされることがある。

日本では非常に馴染みの深い魚で、めでたいものとして、お祝いの席でよく出る。 そのため七福神の一人恵比須は釣竿で鯛を釣り上げた姿をしている。 特に神道では重要な地位を占めており、冠婚葬祭等のお祭りに欠かせない。

鯛の骨の中には、鯛そのものによく似た形をしているものがあり、「鯛中の鯛」と呼ばれ縁起物として収集の対象となることもある。

古跡から鯛の骨が出土することもあり、日本では古来より重要な食用魚だったと思われる。 「海老で鯛を釣る」「鯛の尾より鰯の頭」などのことわざや、 タイ焼き、タイツリソウなど、鯛にまつわる言葉は多い。

1222年、今の千葉県安房郡で日蓮が生誕した時、 深海から鯛の群れが泳いだという言い伝えがあり、その地を鯛の浦と呼んでいる。 今でもその地区では、鯛を禁漁にし投げ餌をし大切にしている。

1616年徳川家康が死去した原因は鯛の天ぷらにあたったためという説もある。





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