|
|
| Table of contents |
|
2 歴史 3 利用 4 栄養 5 その他 6 外部サイト 7 関連文献 |
日本ではピンク系トマト(‘桃太郎’系)が生食用として広く人気を博し、赤系トマトはもっぱら加工用とされた。しかし近年になって赤系トマトには、抗酸化作用を持つとされる成分リコピンが多量に含まれていることから利用が見直されてきている。
他に、実が極めて小ぶりで凹凸の少ないミニトマトがある。
農林水産省の品種登録データベースによれば、100種を超えるトマトが登録されている(2003年7月4日現在)。登録者はカゴメ株式会社が多い。(品種登録は、品種の開発を行ったものなどが登録をすることで、その品種の育成に関わる行為を他人に許諾する権利を登録者に一定期間与えるもの。) 野菜類の登録品種数はおよそ800前後であり、トマトの占める割合は大きい。
日本には江戸時代の寛文年間頃に長崎に伝わったのが最初とされる、当時は観賞用で、「唐柿」と呼ばれていた。日本で食用として利用されるようになったのは明治以降で、さらに日本人の味覚にあった品種の育成が盛んになったのは昭和に入ってからである。
ヨーロッパへはクリストファー・コロンブスが16世紀、南米から持ち帰ったのが最初とされる。イタリアでは食用とされたが、ほぼ同時期に伝わったスペインやイギリスなどでは観賞用とされた。ヨーロッパでは、トマトは毒であると信じる人も多かったとされる。
トマトを用いた料理は数多くあるが、中でもよく知られているものにメキシコ料理のサルサソース、イタリア料理の各種ピザ、パスタ用ソース、インドのカレーの一部、ヨーロッパのシチューの一部などがある。
このように広く利用されていることの理由としては、グルタミン酸が含まれているためうまみがあること、酸味があること、などが挙げられることが多い。
日本の他には韓国でピンク系トマトが多く消費される。ちなみに韓国ではトマトは果物の一種と考えられることも多く、輪切りにしたものに砂糖をまぶして食べるのが最もありふれた食べ方のひとつである。
トマトの加工食品として、トマトジュース、トマトケチャップ、トマトソース、トマトピュレー、などがある。
農林水産省の野菜生産出荷統計によれば、トマトの作付け面積は、1985年ごろから減少傾向にあり、ピーク時の75%程度にまで落ち込んでいる。これは飛躍的な増加を見せた1960年代後半以前のレベル(15,000ヘクタール以下)である。収穫量ベースでも、ピーク時の1980年代の80%程度、7-800,000トン程度を推移している。
近年、加工用トマトとミニトマトは、作付面積、収穫量ベースでそれぞれ10%程度を占める。
総務省の平成12年 家計調査によれば1世帯当たりの年間購入量(重量ベース)では、トマトは生鮮野菜類中5位に位置する。これは一般消費者家庭でダイコン、馬鈴薯、キャベツ、タマネギに次いでトマトが多く消費されることを示唆するものだが、出荷量、収穫量ベースで見てもトマトはこれらの野菜に次いで5位を占めている。(平成13年野菜生産出荷統計)
また、家計調査によれば、野菜の主要品目が10年前と比べて軒並み減少または横ばい傾向にある中、ネギと並んで目立った増加を見せている数少ない野菜類のひとつである。
他の多くの野菜類と同様に、トマトはビタミンCを多く含む。
また、リコピンは1995年にがん予防の効果が指摘されて以来、注目を集めるようになった。
これはハーバード大学のGiovannucci らの研究チームが4万5千人以上の医療関係者を対象に6年間のコホート調査を行った結果から、さまざまな形態のビタミンAを含む食品の中でもイチゴと並んでトマト関連食品3種(トマト、ピザ、トマトソース)が前立腺癌の罹患率の低さと相関しているとしたもの。その後、さまざまな関連研究の引き金ともなった。
トマトは米国で最初に認可を受けた遺伝子組み換え作物である。1994年5月、FDA(連邦食品医薬品局)が承認したFlavr Savrというトマトで、長期間の保存に適した品種であった。ただし、開発費用などを回収するために通常のトマトよりも高い価格に設定されたため、商業的にはそれほどの成功を収めなかった。
形態
他に白、黄、緑色のものがある。
果実にはゼリー状物質が満たされている。歴史
利用
栄養
その他
外部サイト
トマトの種を保管し、研究者に供給することを目的とした施設。カリフォルニア大学デービス校。参考文献
関連文献
New York, McGraw-Hill.