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マッカ(مكّة Makka)は、イスラム教の聖地とされるアラビア半島西部の都市。ムスリム(イスラム教徒)はマッカ・アル=ムカッラマ(مكّة المكرّمة Makka al-Mukarrama、祝福されたマッカ)と呼んでおり、別名をウンム・アル=クラー(ام القرى Umm al-Qurā、町々の母)という。日本では長らくメッカと呼び慣わされてきたが、近年は学術的な分野を中心に標準アラビア語の発音により近いマッカが好まれつつある。
メッカは世界中からムスリム(イスラム教徒)が集まるイスラム教の聖地であることから、ある事柄における「あこがれの地」や「中心地」を「~のメッカ」と呼ぶことがある。例えば、「苗場はスキーのメッカ」というように使う。
地理
アラビア半島の西部、紅海に面したヒジャーズ地方の中心都市で、現在はサウジアラビア領である。乾燥気候で、砂漠に取り囲まれているが、ザムザムの泉の湧き水を頼りにかろうじて人間が定住生活を行うことができる。
宗教的意義
マッカは、イスラム教の開祖である預言者ムハンマドの生誕地であり、クルアーン(コーラン)において預言者イブラーヒーム(アブラハム)とその子のイスマーイール(イシュマエル)が建立したとされるカアバ神殿がある。マッカへの巡礼を行ったムスリムは、ハッジと呼ばれ、人々に敬われる。