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中国文学(ちゅうごくぶんがく)とは、中国の文学、または中国語で書かれた文学のこと。それらの作品や作家を研究する学問のこと。
| Table of contents |
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2 形式による分類 3 歴史 4 中国文学の研究者 5 関連項目 |
概論
古来中国文学の主流は韻文であった。特に自然の景物や友情などを歌った叙情詩が多く、叙事詩はあまり栄えなかった。歴史や宗教、思想を述べたものを除けば、散文による文学が初めに栄えたのは唐の時代のことである。その散文も、例外を除き創作よりは現実に即したものが多く、その伝統は西欧文明の大きな影響の下に近代小説が生まれるまで長く続いた。
長い歴史の中で、中国大陸ではいくつもの国が栄えては滅び、いくつかの民族が権力の座に立った。異文化の流入は文学にも影響を与えたが、一般的に中国文学といえば漢字による文学、中国語による文学のことである。
漢文、漢詩は日本語・日本文学の成立にも非常に大きな影響を与えた。
他にこの時代の文献として「四書」がある。これは「大学」「中庸」「孟子」「論語」の四つを指す。また、「老子」「荘子」「韓非子」「孫子」「史記」も重要な文献である。
形式による分類
歴史
古代 - 秦
孔子(紀元前551年 - 479年)により「五経」が編纂される。五経とは、「詩経」「易経」「書経」「礼記」「春秋」のこと。詩経は韻文の始祖と言える叙情詩で「国風」「小雅」「大雅」「頌」の四つからなり、黄河流域で発生した。この後揚子江流域で「楚辞」が生まれ、これは後に賦へと続く。漢 - 唐中期
司馬相如らによる賦の時期を経て、民間の歌から五言詩が生まれた。一行五音(五字)にそろえられたこの形式はその後数百年にわたり文学の中心になった。三国時代の魏国の親子曹操、曹丕、曹植(192年 - 232年)、その後の阮籍(210年 - 263年)らが知られる。後漢の建安年間(196年 - 220年)に曹操らによるサロンを中心に栄えた新しい文学を建安文学と呼ぶ。
茶などの文化が発展した南北朝時代には、陶淵明(365年 - 427年)が活躍した。
唐の時代に入ると詩は宮廷を離れ、李白(701年 - 762年)、杜甫(712年 - 770年)、王維らによる詩の黄金期が築かれた。従来の古詩に絶句・律詩といった近体詩が加わった。8世紀後半には白居易(白楽天)の活躍が見られた。同時代の韓愈(768年 - 824年)は詩のみならず、散文で文学と呼べる作品を残し、韻文中心だったそれまでの文学に新しい流れを作った。
唐 - 清
元の時代には戯曲や小説が書かれるようになる。14世紀、明の時代には長編小説が現れる。有名なものに「水滸伝」「三国志演義」「西遊記 」「金瓶梅 」があり、まとめて四大奇書と呼ばれる。韻文では北宋の時代には蘇東坡(1036年 - 1101年)らの活動があった。
文学革命以降
辛亥革命以降、西洋文化の流入と近代化により中国文学は大きな変化を遂げた。文学革命が起こり、近代小説が発生して文学の中心になった。魯迅の「狂人日記」「阿Q正伝」が書かれ、老舎、丁玲らの活躍が続き、金庸らによる大衆小説や現代文学が大きく花開いた。一方、古来の近体詩は衰退して行った。