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イギリス民法、フランス民法とならんで日本民法を制定する際の手本とされた(もっとも、この時参照されたのは、制定されたドイツ民法そのものではなくドイツ民法草案である)。これに加え、大正期以後、日本法学がドイツの多大なる影響下に発展したことを受けてドイツ民法の日本法に与える影響ははかり知れない。日本民法学において長年にわたり第一人者であった我妻栄がドイツ民法的な思考方法で戦後日本民法の理論を構築したこともあって、現在の判例理論上のドイツ民法的な思考方法が散見される。
近年になり、日本民法がドイツ民法よりもむしろフランス民法をベースとして構築されていることが再指摘されるようになり、学会にあってはこの観点からの民法理論の再構築がおこなわれている。