北京政府
北京政府(ぺきんせいふ)とは、中華民国において、 北京に存在した軍閥による政府のことである。1912年の袁世凱の大総統就任から1928年の北伐完了まで存続し、国民政府と中華民国の覇権を争った。当初は、国民政府に対して圧倒的に優勢であったが、国民政府は次第に軍事力を備えるようになり、国民政府の北伐により、滅ぼされた。
北京政府の長は、通常、大総統と呼ばれる。ただし、その下に位置する国務総理が実権を掌握した時期もある。
北京政府内では、北洋軍閥の中心であった袁世凱の死後(1916年)、北洋軍閥が三派(直隷派・安徽派・奉天派)に分裂し、派閥同士が対立抗争を繰り返した。
この派閥の対立抗争のために、北京政府は強い権力をもちえず、各地に軍閥が割拠する状況が生じた。このことが中華民国の民主化を遅らせ、かつ中華民国を弱体化させた大きな要因の1つであるとされることが多い。
北京政府については、次のような時期区分をする考え方もある。
- 袁世凱時代
- 段祺瑞(国務総理)時代(1916年の袁世凱の死による)
- 曹錕時代(1920年の安直戦争・1922年の第一次奉直戦争の結果)
- 段祺瑞(臨時執政)時代(1924年の第二次奉直戦争の結果)
- 張作霖時代(1926年の段祺瑞の下野の結果)
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