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ユリウス暦は、太陽暦の一種。ユリウス・カエサルによって制定され、紀元前45年1月1日より実施された。
1年を原則として365日とし、4年に1度の閏年に、2月に1日を加えて366日とする。
正確な一太陽年とは、4年に約44分の誤差がある。
16世紀末に、より誤差の少ないグレゴリオ暦が制定されてからは、徐々に取って代わられた。
暦の切り替えはキリスト教圏でもばらつきがあり、ロシアは共産主義革命まではユリウス暦が採用されていた。
初期のユリウス暦の運用
最初期のユリウス暦の、月の日数は、1月から順に次のとおりだった。月名はローマ暦と同じだが、7月の名がユリウスを意味するJuliusになっている。
2月は平年は29日、閏年は30日である。閏年は4年に一度と決められたが、ユリウスの死後、誤って3年に一度ずつ閏日が挿入された。この誤りを修正するため、ローマ皇帝アウグストゥスは、紀元前8年から数年間、閏年を停止した。紀元8年からは毎4年ごとに閏日が挿入されている。同時に8月の名称を自分の名Augustusに変更し、さらにそれまで30日だった8月の日数を31日に変更した。不足した日数は2月から差し引いた。そこのため2月が28日になり、9月から12月の日数もそれぞれ現在のものに変更された。この結果、それぞれの月の日数は、現在と同じになった。各月の日数は1月から順に次のようになる。
紀元前45年から紀元8年まで、どのような周期で閏年がおかれていたのかについては、詳しい記録が残っておらず、その後何度か論議になった。紀元前45年から3年おきという学者もいれば、紀元前44年から3年おきという学者もいた。1999年に、ローマ暦とエジプト暦の両方の日付が記載された紀元前24年当時の暦が発見され、それを基にした最新の説によると、紀元前45年から紀元12年までの閏年のおかれかたは次のとおりである。
紀元前44年、紀元前41年、紀元前38年、紀元前35年、紀元前32年、紀元前29年、紀元前26年、紀元前23年、紀元前20年、紀元前17年、紀元前14年、紀元前11年、紀元前8年、紀元4年、紀元8年、紀元12年。(以後、4年ごと)