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肉食性で、ほかの昆虫などを捕食するが、獲物を狙うときに、体を中脚と後脚で支え、前脚基節を胸部に折りたたむようにし、脛節を基節につける独特の姿勢をとる。これを祈るような姿と見て、俗に「拝み虫」と呼ばれる事もある。
交尾後にオスがメスに食べられてしまう場合があり、これがマスコミで紹介されて、カマキリのオスが、一般にメスより小型であることと合わせて、「母は強い」、「用済みのオスはいても邪魔なので処分する」などといった擬人化されたメッセージと共に、カマキリを特徴付ける現象として広まった。しかし実際には、自然状態でメスがオスを共食いすることは極めてまれであり、また、交尾後に限らず、飼育状態で高密度に個体が存在したり、餌が不足していたりすると、カマキリは共食いをすることがあることから、これは人工的な環境によって起こる特殊な現象であるとする見解が一般的である。
| Table of contents |
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1.1 オオカマキリ
2 寄生虫について1.2 チョウセンカマキリ 1.3 ウスバカマキリ 1.4 コカマキリ 1.5 モリカマキリ 1.6 ハラビロカマキリ 1.7 ヒナカマキリ 1.8 ヒメカマキリ 1.9 サツマヒメカマキリ |
日本には、カマキリ科(Mantidae)とヒメカマキリ科(Acromantidae)に属する2科9種が生息している。
日本産のカマキリ
オオカマキリ
日本最大のカマキリで、緑色型と褐色型が知られている。前脚の内側に模様がなく、左右の前脚の間の胸は目立たない淡い黄色をしている。川原や林縁の草むらに生息している。
大きさは ♂68~90mm ♀75~95mm。
分布(国内):北海道、本州、四国、九州、対馬チョウセンカマキリ
カマキリとも呼ばれる。後翅の前縁部と中央にならぶ暗褐色の短いすじを特徴とする。前脚の内側に模様はなく、左右の前脚の間の胸はよく目立つやまぶき色をしている。
大きさは ♂65~90mm ♀70~90mm。
分布(国内):本州、四国、九州、対馬、沖縄(本島)ウスバカマキリ
淡い緑色で、前脚であるカマの内側に黒い楕円形紋があるのが本種の特徴である。
大きさは 45~65mm。
分布(国内):北海道、本州、四国、九州、沖縄(本島)コカマキリ
褐色をした小型のカマキリ。緑色型も知られているがあまりみられない。前胸腹板には黒色帯があり、左右のカマの内側には2ヶ所の黒い模様が特徴的。地上徘徊性で林縁の草むらや河川敷の草が生い茂った場所に生息している。
大きさは♂36~55mm ♀46~63mm。
分布(国内):本州、四国、九州、対馬モリカマキリ
コカマキリの緑色型の個体という説もある。
分布(国内):九州ハラビロカマキリ
通常緑色型で、前翅に白い斑点がある。腹部は他のカマキリに比べ幅が広く見える。樹上性で、林縁の日当たりの良い木の上や開けた草原の樹上に生息している。
大きさは♂45~65mm ♀52~70mm。
分布(国内):本州、四国、九州、対馬、沖縄(本島)ヒナカマキリ
褐色の非常に小型のカマキリ。翅は小さくりん片状。台湾産のものには、翅が長くなる個体があるのが知られているが、日本国内では見つかっていない。胸部背面の中央にこげ茶色の縦すじがある。
大きさは♂12~15mm ♀13~18mm。
分布(国内):本州、四国、九州、対馬、奄美大島ヒメカマキリ
樹上性で小型のカマキリ。緑色型と褐色型が存在。幼虫はかなり特徴的な姿である。後翅が長くて前翅よりも後ろにはみ出し、その両側がとがる特徴がある。
大きさは24~36mm。
分布(国内):本州、四国、九州、対馬、屋久島、奄美大島サツマヒメカマキリ
分布(国内):九州
寄生虫について
カマキリの体腔内に寄生する生物としてハリガネムシが良く知られている。