テノール(テナー)は、高い声域の男声歌手(カウンターテナーほど高くはない)あるいはその声域のことである。
4声のコラール形式の和声では、下から2番目に低い声部で、バスより高くソプラノおよびアルトの下にくる。典型的なテノールはおおよそ中央ハ音の1オクターブ下のハ音から中央ハ音の上のイ音までの範囲の声域を持つ。
しばしば楽器に用いて、同グループの異なる楽器との関係で音域を示すのに用いられる。一例としてはテナーサックス(テノール・サキソフォン)がある。
「テノール」の呼び名は「保つ」を意味するラテン語のtenereからとられた。西洋中世音楽においては、テノール声部は常に主旋律(w:cantus firmus)を与えられた。他の声部はテノールに対し和声あるいは対旋律を加えた。
著名なテノール歌手の例
五十音順
- あ行
- ヴォルフガング・ヴィントガッセン
- フリッツ・ヴンダーリッヒ
- クルト・エクヴィルツ
- か行
- エンリコ・カルーソー
- ホセ・カレラス
- アルフレード・クラウス
- ニコライ・ゲッダ
- ルネ・コロ
- さ行
- た行
- 田谷力三
- フェルッチョ・タリアヴィーニ
- ジュゼッペ・ディ・ステファーノ
- アントン・デルモータ
- マリオ・デル=モナコ
- プラシード・ドミンゴ
- は行
- ルチアーノ・パヴァロッティ
- ユッシ・ビョルリンク
- 藤原義江
- フランコ・コレッリ
- エルンスト・ヘフリガー
- ま行
- ら行
他の声域
- ソプラノ - メゾソプラノ - コントラルト
- カウンターテノール - テノール - バリトン - バス - カストラート\n