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音楽などの音響を二つ(厳密には。但し一般的な認識では二つ以上もいう)スピーカーを通じて伝えることにより、1チャンネルだけのモノーラルあるいはモノフォニック伝送と比べ、相対的な音の位置がわかる利点がある。現在の殆どのコンパクトディスクはステレオ録音で収録されている。
広くは、複数のスピーカーを使って音を出すサラウンドステレオも含まれる。DVD など新しい記録メディアでは、多チャンネル記録によってサラウンド効果を出せるよう、最初から規格化されている。
頭と同じ形のダミーヘッドの耳の部分にマイクを付けて録音し、ヘッドホンで再生するバイノーラル録音では、サラウンド以上の臨場感が得られることがある。
音響工学的な定義
左右2個のマイクロフォンで収録した音を独立して伝達し、それぞれを左右2個のスピーカーで再生すること
音源が普通のステレオ録音の場合、通常のステレオ装置ではステレオフォニック再生、ヘッドフォンステレオではバイフォニック再生を行っていることになる。モノ録音のCDを普通のステレオで再生すると、厳密にはモノフォニックにはならない(わずかながら左右のチャンネルの特性が異なること、スピーカーの個体差および設置条件により左右が全く同じ音を発しないから)。
また、殆どの商業録音では多数のマイクロフォンを用いて多チャンネル録音を行い、各チャンネルの音楽的バランスをとりつつ2チャンネル(あるいは伝送媒体の規定するチャンネル数)にトラックダウンしているため、擬似的なステレオフォニックである。クラシック音楽など自然な音響再生を好む聴衆向けに、原理通り2個のマイクロフォンを用いて収録する場合もわずかながら存在する(ワンポイントステレオ録音などと呼ばれる)。