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モンゴル民族の国民国家である独立国については、モンゴル国を参照。地域名としてのモンゴル(モンゴリア)については、モンゴル高原を参照。
モンゴルは、現在のモンゴル国と中華人民共和国の内モンゴル自治区をあわせたものにほぼ一致する地域、モンゴル高原を中心に、内陸ユーラシアに居住する遊牧民族。
中華人民共和国では蒙古族と表記し、中国の少数民族のひとつとする。
人口は、モンゴル国に約200万人、中国に約1000万人であるが、中国内のモンゴル人は牧畜を行わず都市に居住する割合がかなり多く、モンゴル語を話せなくなった人も少なくない。
チンギス・ハーンが立てたモンゴル帝国の時代に、チンギス・ハーンの出身部族であるモンゴル部に結合して、モンゴルの名を獲得した遊牧諸部族の後裔であると考えられる。中国を支配した元がモンゴル高原に北走した後、モンゴルとオイラトの二大集団に分かれて明や中央アジアのムスリム(イスラム教徒)と抗争しつつ独立勢力として存続したが、モンゴルは17世紀に相継いで満州人の清に降り、またオイラトを支配したジュンガル部族が18世紀に清に滅ぼされるに至って、ほぼ全てのモンゴル系部族が清の支配下に入った。
20世紀の初頭に清が崩壊すると、清の支配が比較的緩かった外モンゴルのハルハ諸部族が中国から独立して現在のモンゴル国を立てる。一方、内モンゴルの諸部族は中国の領内に残り、現在の内モンゴル自治区となる。新疆ウイグル自治区や青海省にも清代からこれらの地方に遊牧していたオイラト系モンゴル人がかなりの数、居住している。