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チューバ(Tuba、テューバとも書く)は、大型の金管楽器。大まかに分類すればサクソルン(Saxhorn)と呼ばれる一群に属する。金管楽器の中では最大であり、最も低い音域を担う。
| Table of contents |
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2 チューバの分類 3 ヘリコンとスーザフォン 4 ワグナー・チューバ 5 歴史 6 著名なチューバ奏者 7 チューバのために書かれた音楽作品の例 8 関連記事 |
構造
チューバには、主に変ロ調、ハ調、変ホ調、へ調の調性があり、それぞれB♭管、C管、E♭管、F管と呼ばれる。他の金管楽器と同様、音程を変えるためのバルブを持つが、その数は3つから6つまでと様々である。バルブにはピストン式とロータリー式とがあり、その2つは時に1つの楽器の中で組み合わされて用いられることがある。また、楽器の形状、主にバルブの位置によってアップライト型とフロント・アクション型とがあり、前者はピストン式のものだけであるが、後者にはピストン式とロータリー式、ピストン式のものに追加の1つないしは2つのロータリー・バルブを取り付けたものがある。この様に、チューバという楽器は非常に多態である。チューバの分類
音域による分類
チューバは、その音域によってテナー、バス、コントラバスの3種類に分類される。
特殊なチューバ
ヘリコンとスーザフォン
ヘリコンと、それを改良したスーザフォンは、チューバの変種として捕らえることもできるが、その用途はいわゆるチューバとは全く異なる。これらは立奏を前提として設計されたものであり、座奏には適しているとは決して言えない。音質や音域といった部分でも、決して普通のチューバに劣るとも勝ることはないと思われる。しかしながら、行進やマーチングに於ては、その恩恵は絶大である。ワグナー・チューバ
チューバと名の付く楽器の中には、19世紀のドイツの作曲家、リヒャルト・ワーグナーによって考案された「ワグナー・チューバ」(Wagner Tuba )と呼ばれるものがあり、現在でも考案者自身の作品などで限定的に使用されるが、これはホルンの低音域を拡張する目的で作られたもので、バス・ホルンとも呼ばれ、形状、音域共にチューバに似るが、管は細く、バルブ操作も左手で行われる。唄口もホルンと同様のものが用いられ、多くの場合、ホルン奏者によって演奏される。歴史
Tubaとは、元々は「管」という意味を持った言葉であり、古くからいわゆるラッパの事も指していたと思われる節が旧約聖書の中に見られる。しかしながら、現在、チューバと呼ばれる楽器の原型が登場したのは19世紀の半ばになってからである。当初は「f」字に近い形状をしていたその楽器はドイツの楽器工によって発明されたと言われており、その登場によりそれまで低音金管楽器の主流だったオフィクレイド(Ophicleide)と呼ばれるキー式の楽器は急速に姿を消してしまった。(作曲家ベルリオーズの代表作である『幻想交響曲』(Symphonie Fantastique)は、当初はオフィクレイドが使用されていたが、チューバの音色を聴いた作曲者自身の手によって、チューバのために書き直された、とも言われている。)
とは言うものの、現在のチューバは、同時期にアドルフ・サックスによって考案されたサクソルンの影響もまた強く受けており、この楽器の起源については意見の別れるところと思われる。著名なチューバ奏者
チューバのために書かれた音楽作品の例
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