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2 レコードの生産 |
音声記録用レコード
レコードとは、円盤状のプラスチックに凹凸を刻むことで音楽などの音響を記録したメディアの一種であり、また実際に音の情報が集録された物を指す。
音の再生にはレコード・プレイヤーと針を用いる。レコードの回転とともに、そのレコードに刻まれた溝の凹凸が針に振動を与え、それが音に変換されてスピーカーから発せられることになる。
語源は記録するという意味を持つ英語の Record から。
トマス・エジソンの発明による、錫箔を巻いた円筒式レコード(後にろう管)を原点とする。これは記録再生可能なものであった。初期のレコードは形状、素材共に現在知られるものとは異なっている。これはその後、コンパクト・ディスクやDVDなどの類似媒体が基本的にレコードと非常に似た素材、形状を利用したことを考えると興味深い点である。
後にエミール・ベルリナーにより円盤式レコードへと改良された。アナログ式記録による音声再生メディア。
初期にはシェラックを原料とした割れやすい物だったが、後にポリ塩化ビニルを用いて取り扱いしやすいものとなった。
コンパクトディスクの開発により、一時衰退したが、コンパクトディスクで欠落する20kHZ以上の周波数帯域が再生音に影響するなどから近年では再注目されている。(cf. サンプリング周波数)
クラブ_(音楽)のディスクジョッキーのパフォーマンスにも利用される。(マキシシングル)
レコードはポリ塩化ビニルの原材料を裏表の金型(スタンパ)の間に入れ、熱と圧力を加えてプレスすることで作られる。プレス装置と型さえ数をそろえれば量産が容易である。このプレス型はスタンパと呼ばれ、オリジナルの原版から複数の工程をへて複製されたものである。
後のカセット・テープが磁気媒体であるのに対し、レコードは物理的な凹凸を利用した媒体である。
コンパクト・ディスクはレコードと同じくプラスチック盤に凹凸を刻む形で音の録音に用いられる(他の用途もある)媒体だが、レコードは針と盤との接触、それによって生み出される振動を利用した再生システムであるのに対し、コンパクト・ディスクはレーザー光の反射を利用した再生システムになっている。略史
レコードの生産
レコードの諸形態
レコード盤の形状
回転数 78rpm
回転数 33 1/3rpm(高音質向けの 45rpm も少数発売された)
回転数 45rpm
溝の形状
水平振幅記録(音の大小を盤と水平方向の振動として記録)
直交振幅記録(90度で交わるV型の溝のそれぞれの壁面に左右のチャンネルの振動を記録)
外観上のバリエーション
ソノシート
他の類似媒体との比較