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ホルモン

  1. ホルモン (hormone) は、生体内に存在する微量の生理活性物質。(本稿で後述)
  2. ホルモンは、食用に用いるの部位名で、狭い意味では、小腸大腸の肉を指す。広い意味では、それらの他、肝臓心臓腎臓子宮などをはじめとして食用にする内臓の肉を総称するときに用いられる。ホルモン焼きなどに用いる。
    語源には諸説あるが、内臓は食用の筋肉をとった後の捨てる部分なので、関西弁で「捨てるもの」を意味する「放(ほお)るもん」から、という説と、安くてグロテスクな内臓肉のイメージアップのために、1のホルモンにあやかって、内臓を食べると精力がつきそうなイメージから名づけられたとする説などが有名。

ホルモン (英:hormone) とは、生体内において、ある決まった器官で合成・分泌され、体液(血液)を通して体内を循環し、別の決まった器官でその効果を発揮する生理活性物質のこと。生体内の特定の器官の働きを調節するための情報伝達を担う物質であり、栄養分などとは違って、ホルモンの体液中の濃度は非常に微量であるのが特徴。例えば、典型的なペプチドホルモンの血液中の濃度は、10-9 mol/L(nmol/L=ナノモル)程度と、きわめて低濃度である。

ホルモンの分泌形式を内分泌 (endocrine) と呼ぶ。これは、ホルモンが、体内 (血液中) に分泌されることから、体外(消化管の内腔を含む)に分泌される外分泌 (exocrine) と対比する呼び方である。ホルモンを分泌する器官を内分泌器官 (endocrine organs) と呼ぶ。

ホルモンが作用を発揮する器官を、ホルモンの標的器官 (target organ) と呼ぶ。ホルモンの標的器官の細胞には、ホルモン分子に特異的に結合する蛋白質であるホルモン受容体ホルモン・レセプター)が存在する。受容体がホルモンと結合することが、その器官でホルモンの作用が発揮される第一のステップとなる。標的器官が非常に低濃度のホルモンに鋭敏に反応するのは、このホルモン受容体蛋白質が、ホルモン分子とだけ強く結合する性質が基本となっている。

ホルモンによって行われる、ある器官の機能の調節のことを、体液循環を介した調節であることから液性調節と呼ぶ。液性調節は、神経性調節に比べて、時間的には厳密なコントロールができない一方、遠く離れた器官に大きな影響を与えることができる、コストのかからない調節であるといえる。

Table of contents
1 ホルモン研究の歴史
2 ホルモンの検出と測定法
3 ヒトのホルモン一覧
4 関連項目

ホルモン研究の歴史

スタブ

ホルモンの検出と測定法

ホルモンは、非常に微量でその作用を発揮するようにできており、血液などの体液中での濃度も極めて低い。このため、ホルモンを、その物質としての性状から他の物質と分離・精製するのは一般に困難である。しかし、ホルモンの濃度を調べることは、特定の病気の診断などにもは非常に重要な場合がある。

生理活性を利用した手法

ホルモンの生体内での生理活性を指標にする方法。ホルモンの濃度の国際単位はこの方法で決定されている。実験動物などにホルモンを投与し、その動物に起きる反応の大きさを、あらかじめ濃度のわかっているホルモン試料と比較することで、濃度を推定する。実験動物を用いた方法に加え、特定の培養細胞を用いた方法も開発され、基準化、簡便化が図られている。

免疫学的な手法

ホルモンに対して特異的に結合する抗体を測定対象の試料に加え、ホルモンと抗体との複合体を形成させ、このホルモンと結合した抗体の量を何らかの方法で測定する方法。生理活性を用いた方法よりも簡便で安価であり、実際の診療に用いられる場合が多い。

ヒトのホルモン一覧

分泌器官ごとの一覧は、内分泌器を参照。

関連項目





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