ことわざ(諺)とは、慣用句の中で、鋭い諷刺や教訓を含んでいるものを指す。日本人はことわざを日常生活で使うのが大好きである。
ことわざの例 慣用句に移転したほうがよさそうなものには*がついています 挨拶は時の氏神 (うじがみ) 秋茄子(あきなす)は嫁に食わすな 悪妻は百年の不作 朝の蜘蛛は福が来る、夜の蜘蛛は盗人が来る 頭隠して尻隠さず アワビの貝の片想い 案ずるより生むが易し 言いたい事は明日言え (いいたいことはあしたいえ) 石の上にも三年 医者の不養生 (いしゃのふようじょう) 一石二鳥 (いっせきにちょう 英語のことわざから) 入り鉄砲に出女 (いりてっぽうにでおんな) * 言わぬが花 (いわぬがはな) 烏合の衆 (うごうのしゅう 『後漢書』から) うどの大木 (うどのたいぼく) 馬の耳に念仏 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し 海老で鯛を釣る (えびでたいをつる) * 老い木に花 (おいきにはな) 押してもだめなら引いてみろ 同じ釜の飯を食う * 男心(おとこごころ)と秋の空 女心(おんなごころ)と秋の空 飼い犬に手をかまれる * 風が吹けば桶屋が儲かる (もうかる) 風と女は閉じ込められない 風の中で育った木は根が強い 河童の川流れ 瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず (『文選』から) 金持ち喧嘩せず 壁に耳あり、障子に目あり 彼も人なりわれも人なり 堪忍袋の緒が切れる * 聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥 義を見てせざるは勇無きなり (『論語』から) 食うだけなら犬でも食う 芸が身を助ける 芸が身を助けるほどの不仕合せ 下衆の後知恵 恋に師匠無し 国士無双 紺屋の白袴 塞翁が馬 (『淮南子』から) 才子、才に倒れる 策士、策におぼれる 猿も木から落ちる 三人寄れば文殊の智恵 四海波静か (謡曲『高砂』から) 自画自賛 (じがじさん) 地獄耳 * 少年老いやすく学なりがたし 疾風に勁草(けいそう)を知る (『後漢書』から) 十人十色 (じゅうにんといろ) 神出鬼没 (しんしゅつきぼつ) 水火も辞せず するのは失敗何もしないのは大失敗 青雲の志 (王勃の文による) 切磋琢磨 (『詩経』から) 前人の植えた樹 船頭多くて船山に上る 滄海の一粟 (蘇軾の詩から) 袖すり(振り、触れ、とも)合うも他生の縁 大海の一滴 立て板に水 * 棚からぼたもち 旅の恥はかきすて 知恵者一人馬鹿万人 着眼大局 (碁から) 塵(ちり)も積もれば山となる ついた餅より心持ち 月夜に釜を抜かれる 爪の垢を煎じて飲む * 敵に塩を送る 泥中の蓮 (『維摩経』から) 手を拱く (こまぬく、こまねくとも) * 天長地久 (『老子』から) 天は自ら助くる者を助く (英語のことわざから) 頭角を表す (韓愈の文から) 捕らぬ狸の皮算用 取り付く島も無い * 無い袖は振れぬ (世話尽から) 泣き面に蜂 夏の雨は、馬の背を分ける 七転び八起き ならぬ堪忍するが堪忍 煮え湯に水を差す 二兎を追うものは一兎をも得ず 糠(ぬか)に釘 猫に小判 猫も杓子も * 猫をかぶる * 能ある鷹は爪を隠す 肺肝を摧く(くだく) (杜甫の詩から) 八細工七貧乏 八方塞がり * 花より団子 早起きは三文の得 日暮れて道遠し (『史記』から) 人の振り見て我が振りなおせ 冷や飯を食わせる 風樹の嘆 (『韓詩外伝』から) 風前のともし火 (『座禅三昧経』から) * 覆水盆に返らず 類林?通俗篇? 豚に真珠 へそで茶を沸かす * へたな鉄砲も数うてばあたる 傍若無人 (『史記』から) 臍(ほぞ)を固める * 仏の顔も三度 まかぬ種は生えぬ 枕を高くして寝る * 待てば海路の日和有り ミイラとりがミイラになる 水の泡となる * 水は方円の器に随う (『韓非子』から) 三日坊主 昔取った杵柄 (きねづか) * 無理は三度 明鏡止水 (『荘子』から) 明鏡も裏を照らさず 名物に美味いものなし 芽が出る * 盲(めくら)蛇に怖じず (世話尽から) 餅は餅屋 本木(もとき。幹のこと)に勝るうら木無し 求めよさらば与えられん (『新約聖書』から) 物は試し 桃栗三年柿八年 門前市をなす 焼き餅焼くとて手を焼くな 焼け石に水 * 焼木杙(やけぼっくい)に火がつく 柳の下にいつも泥鰌(どじょう)はいない 薮から棒 * 病膏肓(やまいこうこう)にいる (『左伝』から) 唯我独尊 (『伝灯録』から) 宵越しの金は持たぬ 横槍を入れる * 楽は苦の種 苦は楽の種 類は友を呼ぶ (『易経』から) 瑠璃も玻璃も照らせば光る 瑠璃も玻璃も照らせば解る 礼も過ぎれば無礼 老少不定 (ふじょう) 論語読みの論語知らず ワインを損なう器は悪い器 わざわい転じて福となす * 笑う門には福来たる わわしい女は夫を食う