ペンギンとは、南半球に住む飛べない鳥類である
ペンギン目(Sphenisciformes)ペンギン科(Spheniscidae)の種の総称。
生態
水中を高度に泳ぐことができる。翼は退化している。
南極に住む鳥である、と先入観を持たれることが多いが、実際はもう少し生息圏は広く、南米、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどに繁殖地を持つ。
最も低緯度では、赤道に近いところに住むガラパゴスペンギンがいる。
日本の水族館でよく見かけるペンギンは、フンボルトペンギンなどの実は温帯ペンギンが多い。(彼らは氷雪を好まない)
寒い地方に住むペンギンは、体に防寒機能を発達させている。ペンギン最大種のエンペラーペンギンは、零下数十度の極寒の南極大陸で繁殖を行う。世界で最も過酷な子育てをする鳥と言われる。
その愛らしい姿から各地の動物園、水族館で見られる。
日本はペンギンを愛する人が多いらしく、世界の飼われているペンギンの1/3数は日本にいるらしい。
分類
ORDER SPHENISCIFORMES - Family Spheniscidae
- エンペラーペンギン属 Aptenodytes
- エンペラーペンギン(コウテイペンギン)w:Emperor Penguin, Aptenodytes forsteri
- キングペンギン(オウサマペンギン)w:King Penguin, Aptenodytes patagonicus
- アデリーペンギン属 Pygoscelis
- ジェンツーペンギン w:Gentoo Penguin, Pygoscelis papua
- アデリーペンギン w:Adelie Penguin, Pygoscelis adeliae
- ヒゲペンギン w:Chinstrap Penguin, Pygoscelis antarctica
- マカロニペンギン属 Eudyptes
- イワトビペンギン w:Rockhopper Penguin, Eudyptes chrysocome
- フィヨルドランドペンギン(キマユペンギン) w:Fiordland Penguin, Eudyptes pachyrhynchus
- スネアーズペンギン(ハシブトペンギン) w:Snares Penguin, Eudyptes robustus
- シュレーターペンギン(マユダチペンギン) w:Erect-crested Penguin, Eudyptes sclateri
- マカロニペンギン w:Macaroni Penguin, Eudyptes chrysolophus
- キガシラペンギン属 Megadyptes
- キガシラペンギン(キンメペンギン) w:Yellow-eyed Penguin, Megadyptes antipodes
- コガタペンギン属 Eudyptula
- ハネジロペンギン w:White-flippered Penguin, Eudyptula albosigna
- コガタペンギン w:Little Penguin, Eudyptula minor
- フンボルトペンギン属 Spheniscus
- ケープペンギン w:African Penguin, Spheniscus demersus
- マゼランペンギン w:Magellanic Penguin, Spheniscus magellanicus
- フンボルトペンギン w:Humboldt Penguin, Spheniscus humboldti
- ガラパゴスペンギン w:Galapagos Penguin, Spheniscus mendiculus
http://en.wikipedia.org/upload/b/bd/Penguinu.jpg
名前の由来
19世紀半ばに絶滅したオオウミガラス(Great Auk:後述)は当時ペンギンと呼ばれていた。現在のペンギン目ペンギン科のペンギンが南極で発見されたのはオオウミガラスの絶滅後のことで、そのため、もともとヨーロッパ人が知っていた「ペンギン」によく似た南半球の新しく発見された鳥が「ペンギン」の名で呼ばれるようになったというのが最有力説である。
オオウミガラスがペンギンと呼ばれるようになった由来には諸説ある。