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オナニー (性行為用語)

オナニー(おなにー)(onanie ドイツ語から)は、性交ではなく、自分の手や器具などを用いて、性器を刺激し、性的満足感を得ようとする行為。

Table of contents
1 別称
2 語源
3 行為

別称

「自慰(じい)」、「マスターベーション」、「手淫(しゅいん)」、「自涜(じとく)」、「せんずり」、「かわつるみ」などがある。

このうち、「せんずり」は、男性器を手で幾千回も擦り続けることから、「かわつるみ」は、皮で交尾するという意から来ており、江戸時代からあった言葉である。

一方、「自涜」は、自らを穢すという意であり、「手淫」にもオナニーを忌むべきものと捉える考えが背景にある。どちらも明治初期に考案された言葉である。この時代には、オナニーは悪であるというのが一般通念であった。これに対して、「自慰」は、自らを慰めるという意であり、先の2つの用語の悪いイメージを払拭するために小倉清三郎が大正11年に発明した言葉である。

マスターベーションに関しては、「マスをかく」という言い方で略して使われることも多い。

語源

オナニーの語源は、旧約聖書の記述にオナンという男の名前に基づく。彼は彼の兄が早く亡くなり家督を継ぐために兄嫁と結婚させられた。兄嫁とは合わず、交わる時は避妊のために精を地に漏らしたという。「生めよ増やせよ地に満てよ」という神の指図に逆らったこの行為が、宗教的な反逆を受けることを非難する意味も込められている。オナンがおこなったのは、オナニーではなく、性交における外射精である。このエピソードからすれば、ユダヤ教的には、自慰行為のみならず生殖を伴わない快楽のために性を貪ることそのものに、批判的な見方がされているともいえる。

行為

オナニーは、老若男女を問わず見られる行為だが、特に性的欲求の高い若者に良く見られる。 病気でもなく害もないが、先のような理由から、否定的な考えを植え付ける偏った風潮があった。現在の
性教育では、過剰な性欲を解放する手段、成人になってからの性交に備えてのトレーニング、自分の身体に親しむ行為、といった肯定的に捉える傾向に変わってきている。
男性では射精を伴うことから、行為後に多少の疲労を覚える。快楽度が高く一度覚えると何度も繰り返すため、自制心をもって行うことが肝要である。

男性の多くの場合は、アダルト向けの写真やビデオなどの女性の肢体や性交行為を見ながら行う。自分の性器を握りピストン運動させることにより、女性器への挿入時に近い興奮が得られる。

女性は、自分の性器を指で刺激するほか、最近ではバイブレータ(振動機)を使用することがある。

初めて経験する年齢は、個人差が大きいが、多くは小学校の高学年から中学にかけてである。回数の正確な統計はないが、若者の男性で概ね3~4日に1度、女性で1~2週間に1度程度と考えられる。しかし、これには性的衝動・自制心による個人差がかなりあり、毎日行う者もいれば全く行わない者もいる。

心理学の見地から、オナニーは自我の形成に重要な役割を果たすとも言われている。 また世界的な宗教のなかにはオナニーを禁忌としてとらえ、何らかの処罰を設定している場合もある。





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