印字方式による区分 熱転写プリンター 熱によりインクをリボンから紙に転写するプリンター。主にワープロ専用機やFAXで用いられた。インクリボンをはずして感熱紙にプリントできる機種もある。 感熱プリンター 熱による変色を利用して専用の感熱紙に印刷するプリンター。 インクジェットプリンター インクを衝撃や加熱などにより極小のインク粒にして飛ばして紙に印字する方式。インクを複数色分持つことによりカラー印刷が可能になるため、現在のカラーパーソナルプリンターの主流である。 ドットインパクトプリンター 細いワイヤピンを磁気アクチュエータにより、インクリボンを介して普通紙に高速で叩きつけて印刷する方式のプリンター。ピンは文字フォントの縦ドット数程度用意する。初期はANKのみの8ピン、日本語プリンターの初期は16ピン~24ピンから、最大で48ピン程度まであった。印字騒音が高いのが欠点。 レーザープリンター 印字ドラムに対し半導体レーザーなどの光源を走査して照射、印字部分を帯電させてトナー(顔料の粉)を付着させ、これを紙に転写して熱定着する乾式コピー方式。光源としてLEDアレイを用いたものもあった。 活字方式のプリンター 文字ごとの字母を紙に打ち付ける、タイプライター方式のプリンター。タイプライター同様、腕の先端に字母を植えつけた方式、球面に字母を植え付たIBMセレクトリックタイプライタ方式、円盤に放射状に字母を植えつけた腕を配置したデイジーホイールプリンターなどがある。 熱昇華型プリンター プロッター 文字でなく、図形を描くためのプリンター。古くは平面の台に紙を固定し、ボールペンやロットリングのようなインクペンを縦横に走査して図形を描画したため、X-Yプロッター(あるいはフラットベッド型)と呼ばれることもある。紙をX方向に、ペンをY方向に動かすことで同等な描画を行う方式もポピュラーである。 現在では、乾式/湿式コピー技術を応用した静電プロッターが主流である。 印字動作による区分 シリアルプリンター 1文字の印字指令が来るたびに現在の印字ヘッド位置に印刷する方式。ASR-33など、活字方式プリンターをキーボードと組み合わせた端末では普通の方式。後に高速印字のため、行単位で印刷する方式、さらにその際スペース・タブなどの空白文字に相当する部分を高速で移動する技術が導入された。 ラインプリンター 大型汎用コンピューターの分野では、1行文字数分の印字ヘッドを並列に備え、一回の印字動作で1行分を同時に印字できるプリンターのこと。毎分数100行の印字が可能だった。印字ヘッドとしては、字母を幅の狭い環状スチールリボンニ植え付け、これを高速で循環させて適切な字母が今の行位置を通過するさいにハンマーで叩くことで印字した。おのため、字母の数に制限があり、事実上ASCII文字とかな文字程度しか印字できなかった。 ドットインパクトプリンターやインクジェットプリンターも、メカニズム的にはシリアルプリンター方式であるが、改行(または復帰改行)指令を受信するまで印字バッファーに蓄積し、行単位で印刷を行うことにより印字を高速化する方式が普通である。 ページプリンター 1ページ単位をまとめて印刷するプリンター。印字方式としては、レーザー方式などの乾式コピー技術を用いたものは皆ページプリンター方式になる。高速で静かな動作音であるが、装置やメンテナンス費用はやや高価。カラーページプリンターもある。 制御方式 ESC/P LIPS Postscript 関連項目 印刷 プリントサーバ\n