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ホームレス、野宿者(のじゅくしゃ)とは、かつては野外生活者、ルンペンという呼び方をされていたが、世界的に同様の問題が見られ、共通した呼び方が定着したもの。
様々な理由から、住居に定住せず街中の公園や空きスペース、橋の下など、主に公共用地においてダンボール等で囲った場所を住家或は寝場所としている人々を指す。
原因
失業などにより収入が無く、やむなくホームレスになる人が多く、このようなケースでは景気の状況によりその数が左右される。ホームレスの増加の原因は単に不景気による解雇や多重債務などの経済的な理由からだけではなく、複雑な人間社会からの逃避なども考えられ、問題の根は深いといえる。
また定職につけない原因の一つに時間的な束縛を受けることや他人に干渉されることを嫌うことがあげられ、親族でさえほとんど連絡を取らないことが多い。
行政の対応
行政が僅かに施設への保護や定住を促すも、その人数はなかなか減少しない。
「周囲のイメージを害す」などと扱われ、しばしば問題とされる為、行政から不法占拠を名目に強制排除されることがある。健康を害する人も高い割合にあり、ホームレスの自立支援に際して検討課題の一つとなっており、法律上もまずは定住してもらうことが最優先となっている。
問題点
襲撃事件の被害に遭う事も数十年続いており毎年数百人単位の行路死者が出ている。(官報では行旅死。)
家を借りる資金がなく、住所不定扱いをされるため、住民票や市民権がなく、無権利状態であり、常に人権が脅かされている。失踪扱いにより戸籍が抹消されている例も多く見られる。
また、ホームレスの人々は日雇いの肉体労働など不安定な雇用下に置かれている事が多い。元々サラリーマンをしていた人なども、ホームレスになってからは安定した収入が得られず、このような過酷な労働と生活に置かれてしまう状況がある。
本来、収入がなく働く意欲さえあれば、仕事がなくとも生活保護の適用を受け毎月最低限度の生活は保証される生活費が行政より支給されるはずであるが、そのような行政サービスがあることを知らなかったり、何処へ行けば手続きできるのかが分からない、殆どの場合本人のみで行けば門前払いされる、また行政手続きが煩雑で理解しにくいということなどが、ホームレスの減少に繋がりにくくしている。
最大の問題は就労であるが、現実に住所不定者の仕事に安定したものはなく、あるといえば日雇いの肉体労働程度である。肉体労働の仕事も年齢が増したり、病気がちの者にとってはできない状態である。