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ヴィシュヌ(Vishnu) は、ヒンドゥー教の神。世界を三歩で歩くと言われる太陽神を起源としている。三神一体論では、三つの重要な神のひとつで世界を維持する役目があるとされる。ヴィシュヌの語源は vis (広がる、行き渡る)である。
4本の腕を持ち、右にはチャクラ(円盤)と棍棒を、左にはパンチャジャナ(法螺貝)と蓮華を持つ。妻はラクシュミで、ヴィシュヌの化身に対応して妻として寄り添っている。メール山の中心にあるヴァイクンタに住んでいる。乗物は、ガルーダと呼ばれる鳥で鷲のような姿をして描かれたり、鷲と人を合わせた様な姿で描かれる。
ヒンドゥー教の現在の三つの重要な神はブラフマーと、ヴィシュヌ、シヴァでトリムルティと呼ばれ、一つの存在の三つの現われで三神一体といわれる。
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2 ヴィシュヌの宗教内での歴史 3 外部リンク |
仏教の開祖仏陀はヒンドゥー教の体系では9番目の生まれ変わり(アヴァターラ)で人々を惑わすために現われたとされる。
ヴィシュヌの生まれ変わりであるアヴァターラ (Avatar) は以下の通り。
後のヒンドゥー教の時代になって、英雄をその化身:アヴァターラとして取り込んで行くことで、シヴァと並ぶ最高神の位置を獲得した。
10世紀前後に作られたカジュラホの寺院郡のいくつかで祭られているヴィシュヌの神像は、寺院を飾るインド的彫刻とくらべて、メソポタミアやエジプト的な印象を受ける。
10世紀以降に南インドでヴィシュヌに関して独自の儀式や教義が発達した。
ヴィシュヌ派によると、宇宙が出来る前にヴィシュヌは竜王アナンタの上に横になっており、ヴィシュヌのへそから、蓮の花が伸びて行きそこに創造神ブラフマーが生まれ、ブラフマーの額から破壊神シヴァが生まれたとされる。アヴァターラ(化身)
アヴァターラと呼ばれる10の形をもって地上に生まれ変わっている。これは、偉大な仕事をした人物を後に体系に組み込むために取り込んだとされる。クリシュナ、ラーマなどが有名な勇者で、クリシュナは叙事詩「マハーバーラタ」で、ラーマは叙事詩「ラーマーヤナ」で語られている。
化身の数は、22種類ある場合もある。一般的には上の10の化身があるダジャ・アヴァターラが用いられる。ヴィシュヌの宗教内での歴史
ヒンドゥー教最古の文献であるリグ・ヴェーダにおいてヴィシュヌは太陽の光を神格化したものであり、数ある太陽に関する神のひとつであり、特に重要な位置は持っていない。ヴェーダ時代の主要神インドラの悪との闘いの参加者にすぎなかった。