Guajara in other languages: Spanish, Deutsch, English, French, Italian ...



フェアリー

フェアリー(英語:fairyまたはfaery)は神話や伝説などに登場する気まぐれな生き物で、絵画や文学では羽をもつ非常に小さな人型の姿で描かれている。フェアリーという言葉は彼らが住んでいるといわれる場所の名前フェアリー(Faerie)に由来している。神話というものはさまざまな文化や環境にあっても共通する面があるのと同じように、フェアリーもまたさまざまな名前や姿形をとって現れる。

ケルト族の神話や伝説にはいろいろな種類の数多くのフェアリーが登場する。フェアリーはまた「小人(こびと)」とも言われていたが、レプラコーンゴブリン、メネフネなどの他の神話の生き物も同じように「小人(こびと)」と言われている。アイルランドではシー(Sidhe)、スコットランドではディナ・シー(Daoine Sith)として知られている。

フェアリーの身長については諸説あって定まっていない。昔から伝わるフェアリーは人間と同じかもしくは人間より背が高いとされている。ブリトン族の人々は、フェアリーは冷たい鉄が苦手であると信じていた。歴史家や神話の研究者は、この迷信の存在から、ケルト族がやってくる前にグレートブリテン島に住んでいた人々の民間伝承がフェアリーの起源であると推測している。これらの人々の武器は石で作ったものだけであり、鉄の武器をもつケルト族の方が優れていた。

今日の通念では、フェアリーは人間に好意的で優しい性格の生き物とされているが、歴史的に見ると必ずしもそうではない。例えばフェアリーが人間の子供をさらって代わりに彼らの子供を置いていくという「取り替え子」の迷信は中世では広く伝わっていた。このモチーフは吟遊詩人のトーマス・ライマーやタム・リンの歌の中に現れている。

ウィリアム・シェークスピアの作品「真夏の夜の夢」ではフェアリーがテーマとして扱われている。作品の中ではフェアリーの王オベロンに命令されたいたずら好きなフェアリーのパックがオベロンの妻のチタニアに彼女が目を開けて最初に見た人と恋に落ちるという魔法をかけた。不幸なことに彼女が最初に見た人になってしまったパックはロバの頭をもつ姿に変えられてしまった。

ウィリアム・S・ギルバートもフェアリーが好きで、彼らをテーマにしたいくつかの戯曲を書いている。ギルバートとアーサー・サリヴァンのオペレッタの傑作の一つ「イオランテ」では、フェアリーと貴族たちの間のもめごとやフェアリーと人間の結婚や異種交配についてユーモラスに描かれている。

ビクトリア朝時代の画家リチャード・ダッドは邪悪で悪意をもつものとしてフェアリーを描いたが、当時の人々はコティングリーで撮られた妖精の写真に強く影響を受けた。

関連項目





Wikipedia - All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.

Tagoror dot com  -  Legal Information  -  Contact us