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クルアーンは、イスラム教の4大啓典の一つで、114章からなる。日本ではコーランと呼ばれてきたが、近年は原語al-qur’ânにより近くクルアーンと表記されることが多くなってきている。
預言者ムハンマドが、西暦610年にヒラー山の洞窟で瞑想中に突然、大天使ガブリエルから託されたアッラーフ(唯一の神)の言葉とされる。当初は口伝えであったが、632年までにかけて後世の人が記述・記録し、第3代カリフ・ウスマーンの時代に現在の標準コーランとなった。
ムハンマドに対して「アラビア語で伝えられた」ことが重視され、正確にはアラビア語で書かれたものだけが「クルアーン」と呼ばれる。それ以外の言語に翻訳されたものは、「注解書」と位置づけられている。