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イスラム教国

イスラム教国とは、イスラム教に関連が深いのことであるが、イスラーム法に立脚する国家である場合はイスラム国家と呼ばれることが多い。現代の多くの「イスラム教国」は世俗的な近代国家をめざしており、「イスラム国家」はむしろ危険な考えとして政権により排斥される場合が少なくない。

「イスラム教国」は、場合によって指し示す内容に違いがあって、おおむね以下の3つの概念にまとめることができる。

  1. 国教がイスラム教である国、シャリーア(イスラーム法)を法律として実際に運用している国。この場合は、イスラム国家とほぼ同義である。この定義ではトルコのような、人口の99%がイスラム教徒であっても世俗主義を標榜する国家は入らない。
  2. イスラム教徒が人口の比較的多数を占め、国家の指導的立場、ヘゲモニーをイスラム教徒が握る国。ほぼすべてがイスラム諸国会議機構(OIC)に加わっている。「ムスリム国家」とほぼ同義であり、「キリスト教国」「仏教国」などの言葉に対応する。
  3. このほかイスラム教徒が少数であっても、「イスラム教国」としてイスラム諸国会議機構に加盟している国は少なくない。例えば、レバノンはイスラム諸国会議機構に加盟しているが、同国の宗教的最大多数派はマロン派キリスト教徒である。




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