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ローマ帝国

nds:Römsche Riek simple:Roman Empire

ローマ帝国は、紀元前27年 - 395年または1453年の間に、ローマ市を発祥・一大中心として地中海周辺一帯を支配した帝国古代ローマの帝政期をいう。紀元前27年にオクタウィアヌスアウグストゥス(「尊厳者」)の称号を得て、形ばかりの元首政から始めた帝政(帝政ローマ)。コンスタンティヌス1世は首都をローマからコンスタンティノポリスへ遷した。ローマ帝国は、地中海をとりかこむ領域を持った。

Table of contents
1 歴代皇帝
2 前史
3 西ローマ帝国
4 東ローマ帝国
5 参考文献
6 関連項目

歴代皇帝

ローマ皇帝一覧を参照せよ

前史

カエサルの養子オクタウィアヌスが、第2次三頭政治の一員から抜きん出て、帝政を開始する。

五賢帝の時代

アウグストゥスの後ローマ帝国の最盛期を築いた5人の皇帝の時代。すべて生存中に優秀な人材を探して養子につけ、帝位を継がせた。法律(ローマ法)、交通路、度量衡、貨幣制度などの整備・統一が行われ、ローマ領内の流通と経済を盛んにした。(年代は在位期間) 五賢帝ののち、領域の各地で反乱が増加し始める。これに対処すべく、212年カラカラ帝によって、ローマの支配下にあるすべての地域に、同等のローマ市民権を与えた。ローマ人・外国人の区別のない世界国家("帝国")に変貌する。これによって、ローマ領内は一気にローマ化した。

混乱と分裂、キリスト教

反乱の増加に伴って、軍隊が強力な力を持つようになり、皇帝の進退を左右した。約50年間に26人もの皇帝が入れ替わり、これを「軍人皇帝」と呼んだ。

占領した地域から連れられてきていた奴隷たちが、帝国の領域の縮小に伴って減少し、奴隷という労働力が不足し始め、代わりにコロヌス(土地の移動の自由のない農民。家族を持つことができる。高い徴税の義務を負う)が急激に増加した。この労働力を使った小作制のコロナートゥスが発展し始めると、人々の移動が減り、商業が衰退し、地方ごとの自立が促進された。

284年に軍人皇帝の最後の皇帝となったディオクレティアヌス(在位 : 284年-305年)は、混乱を収拾するため、皇帝の権力を強め、帝国を4分割統治し、一時安定を取り戻す。4分割統治は、2人の正帝(アウグストゥス)と、副帝(カエサル)によって行われ、ディオクレティアヌスは東の正帝に就く。以降、ドミナートゥス(専制君主制)に移行した。一方、ディオクレティアヌスのもうひとつの混乱収拾策であった、キリスト教迫害は失敗し、死後再び混乱。

コンスタンティヌス1世(在位 : 副帝306年-、正帝324年-337年)は、同じく専制を強行するが、キリスト教勢力と妥協し、313年ミラノ勅令を公布してキリスト教を公認した。
さらに、東方からのササン朝ペルシャの攻撃に備えるため、東西の交易ルートの要衝ビュザンティオン(ビザンティウム。現在のトルコ共和国イスタンブール)に遷都し、コンスタンティノポリスと改称。心機一転立て直しを図ったが、北方のゲルマン人の侵入が進む中で、解体は止まらなかった。

テオドシウス1世(在位 : 379年-395年)は、380年キリスト教を国教に定めた。彼は自分の死に際して、東西に帝国を分け、長男アルカディウスに東を、次男ホノリウスに西を与えて分割統治させた。当初はあくまでもディオクレティアヌス時代の4分割統治と同様に1つの帝国を分割統治するというつもりであったのだが、これ以後帝国は完全に2分し、東西は対照的な運命を辿ることになった。

西ローマ帝国

首都はミラノ、後にラヴェンナ。395年-476年。ゲルマン人の侵入に耐え切れず、イタリア半島の維持さえおぼつかなくなった末、476年ゲルマン人の傭兵隊長オドアケルによって皇帝ロムルス・アウグストゥルス(在位 : 476年)が廃位され、西ローマ帝国は滅びた。

東ローマ帝国

首都はコンスタンティノポリス。395年 - 1453年。後世ビザンツ帝国あるいはビザンティン帝国と呼ばれた。軍事力と経済力をつけて、ゲルマン人の侵入を最小限に食い止め、1000年にわたってローマ帝国の正統な後継者として存続した(以降は東ローマ帝国を参照)。1453年オスマン帝国に滅ぼされた。

参考文献

関連項目





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