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Niger
| Table of contents |
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2 政治 3 経済 4 軍事 |
西アフリカ、サハラ砂漠南縁のサヘル地帯に位置する内陸国。国土の3分の2を砂漠が占め、北部は乾燥している。南部では6月~10月が雨季に当たり多湿。
正式名称:ニジェール共和国(Republic of Niger、Republique du Niger)
面積:126万7,000平方キロ
人口:1,123万人(2001年推計)
主要都市:ジンデル、マラディ
言語:フランス語が公用語だが、ハウサ語、ジェルマ語、フラニ語などの各民族語が主流。
民族:ハウサ人55~60%、ジェルマ人20~24%、フラニ人約10%、トゥアレグ人8~10%、トゥーブー人などの黒人。
フランスが20世紀までに全土を領有。1922年にフランス領西アフリカの一部に。1958年自治国、1960年8月3 日に共和国として独立。1974年4月、陸軍のクンチェ参謀長がクーデターで軍事政権「最高軍事評議会」を樹立し、同評議会の議長に就任。憲法は停止され、議会・政党活動も中止。
1989年9月の国民投票で新憲法が承認され、12月の選挙でサイブ大統領が選出され民政移管。1990年11月に複数政党制を導入。12月に新憲法を国民投票で承認。1993年2月の議会選で6党の連合体「変革勢力同盟」が、軍事政権時代の与党「社会発展国民運動(MNSD)に大差で勝利。3月の大統領選では民主社会会議(CDS)のマハマヌ・ウスマン党首が当選。1995年1月の総選挙ではMNSDなどの野党連合が勝利し、2月にハマ・アマドゥMNSD書記長が首相就任。4月、自治を求めるトゥアレグ人およびトゥーブー人反政府勢力と和平合意。
1996年1月、軍のクーデターでマイナサラ(メナサーラ)大佐を議長とする「救国委員会」が軍事政権を樹立。7月の大統領選でマイナサラ議長がウスマン前大統領をやぶり当選。12月マイナサラ大統領は救国委員会を解散、シセ前経済相を首相に任命したが、1997年11月には野党との対立やストライキ問題を解決できないとして解任、マヤキ外相を新首相に。
1999年4月、再び軍がクーデターを起こし、大統領警護隊がニアメーの空港でマイナサラ大統領を銃殺した。そして警護隊隊長のワンケ少佐を議長とする軍事政権「国家和解評議会」が実権を掌握。議会を解散し、憲法を停止した。軍事政権による憲法草案の是非を問う国民投票が7月行われ、約90%の支持で承認された。新憲法は大統領と首相の権力分担を規定。10月の大統領選で軍の元幹部でMNSD党員のママドゥが当選。ママドゥ大統領は12月、MNSD書記長のアマドゥ元首相を首相に任命。
2000年3月、イスフ元首相ら野党勢力が民主勢力連合(CFD)を結成。6月MNSDなど大統領支持勢力が議会多数派の民主勢力同盟(AFD)を結成した。2001年2月、大学への政府補助金50%以上削減に抗議した学生が各地でデモ、警官隊と衝突。政府はニアメー大学を閉鎖。4月マイナサラ大統領銃殺事件の捜査を求める支持者ら数千人が首都でデモ。2002年7月、賃金や待遇に抗議した軍兵士が南東部のディファで反乱を起こし、ラジオ局を占拠。政府は同月のうちに、ディファに非常事態宣言を発令した。反乱は8月にはニアメーにも拡大したが、政府軍が鎮圧。200人以上の兵士が逮捕された。
ニジェール川のレテ島の帰属問題をめぐり、ベナンと国境紛争を抱える。2000年5月、島に建設中のベナン政府施設をニジェール軍が破壊。6月に双方が会談したが決裂し、アフリカ統一機構(OAU、現アフリカ連合)などに仲裁を要請。2001年6月、両国は結論を国際司法裁判所(ICJ)の判断にゆだねることで合意。
大統領:タンジャ・ママドゥ(Tandja Mamadou、1999年12月22日就任、社会発展国民運動)
首相:ハマ・アマドゥ(Hama Amadou、社会発展国民運動)
議会:一院制(83議席)
農業、畜産業、鉱業が主産業。世界最貧国の1つ。鉱業の主力であるウランは確認できるだけで世界第3位の埋蔵量を誇る。ウラン関連産業が全雇用の約20%を占める。1997年の干ばつで国民の4分の1が飢餓の危機に陥った。さらにウラン価格の低下、度重なる政情不安による海外援助が途絶え、1999年末には国家経済が事実上の破産状態に。しかし2000年12月、国際通貨基金(IMF)などは貧困削減対策として、ニジェール政府が背負う8億9,000万ドルの債務免除を発表し、7,600万ドルの融資を決定するなど明るい兆しも見えてきている。
国民総所得:20億ドル(1人当たり194ドル、1999年)
選抜徴兵制。兵役は2年。陸軍5,200人、空軍100人、憲兵隊1,400人、共和国警備隊2,500人、国家警察隊1,500人。2002年の国防予算は3,300万ドル。
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