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コンデンサ

本来の意味では、コンデンサ(Condenser)という、冷凍機などの熱媒体凝縮用の熱交換器である。日本国外ではその意味の名称である。日本語では凝縮器という。冷凍機を参照。


コンデンサ(蓄電器とも)は、日本では一般的に電気回路において、電荷電気エネルギー)を蓄えたり、放出したりする受動素子Capacitorのことと認識されている。

Table of contents
1 用途
2 構造
3 コンデンサの用途による分類
4 関連項目

用途

電気回路での用途

電気回路では直流電流を通さないことからフィルタ回路に利用されたり、その他、平滑回路や、バックアップ回路にも利用される。

電力系統での用途

電力系統では力率改善のための進みリアクタンスとして使用される。位相を進める働きがあるため、一般に「進相コンデンサ」という。

構造

構造は単純化すると、誘電体絶縁体)を介した、2枚の電気伝導体平板であり、これに(直流)電圧を加えると、電荷(電気エネルギー)が蓄えられる。

実際の製品では、

単板型

二枚の平行平板からなるもの。誘電体の種類を選ばないが、面積を大きく取れないため、大型になる。
旋回型(巻き型)
二枚の電気伝導体箔と誘電体膜を交互に重ねて巻き込んだもの。旋回構造自体がインダクタの形となるため概して高周波特性は良くない。巻き方や線の引き出し方を工夫して無誘導化したものもある
貫通型
電気伝導体の軸の周りに誘電体の管を形成し、その外側にさらに電気伝導体の管を形成して同軸構造としたもの。シールドケースからの線の引出しなど高周波回路で利用される。
積層型
電気伝導体と誘電体とを交互に重ねたもの。
電解型
電気伝導体の表面に化学的に誘電体層を形成し、電解液に浸したもの。誘電体層が非常に薄く、大容量が得られる。
電気二重層型
活性炭電極の表面に有機分子を吸着させ、誘電体としたもの。誘電体の厚さを分子長さレベルにまで薄くできるので、極端な大容量が得られる。

などがある。

コンデンサの用途による分類

高電圧電力回路用

紙コンデンサ : 誘電体として木材パルプを加工したものを使用している。

電子回路用

プラスチックフィルムコンデンサ - アナログ回路用。 セラミックコンデンサ - デジタル回路のパスコン(高誘電率系および半導体)、アナログ回路の温度補償用(低誘電率系)。高周波特性はよい。 マイカコンデンサ - 高周波回路、高精度・安定性が要求される回路用。

アルミ電解コンデンサ - 大容量が得られ、電源回路の平滑用・時定数回路用に使用される。

タンタル電解コンデンサ - アルミ電解コンデンサより特性がよい。 電気二重層コンデンサ - 電力の蓄積用に大容量を生かして使用される。

関連項目





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