|
|
ピタゴラス(紀元前582年 - 紀元前496年)は、ピタゴラスの定理などで知られる、古代ギリシャの哲学者。プラトンにも大きな影響を与えた。
彼は、物事の根源、即ちアルケーは数であると考えた。例えば、男は 2、女は 3、結婚が 6(=2×3) といった具合にである。男を 1、女を 2 としなかったのは、結婚が 2 となり女と等しくなってしまうからである。このことからも、彼の考え方の巧妙さが窺える。
彼は、ピタゴラス学派と呼ばれる独自の哲学学派を作り、哲学界に於ける様々な定理を見出した。(その殆どは、現在で言う数学のものである。) あの有名なピタゴラスの定理も、実は本人によるものではなく、この学派によるものである。この学派は五芒星をシンボルマークとしていた。
またこのピタゴラス学派は哲学的集まりとしてはそう呼ばれているが、ピタゴラス教団という新興宗教的側面も持ち合わせていた。
また、ピタゴラスは、線は極小の点の有限個の集合であると考えた。その為、無理数の存在を否定していた。しかし、彼の学派が見つけたピタゴラスの定理によっても算出される √2 によって、無理数が存在しないという考えが後に打ち砕かれることになろうとは、皮肉な話である。
ピタゴラス音階(ピタゴラス音律とも):五度定律法による音律。古代ギリシャで生まれた。おそらくピタゴラスは関係ないが、彼の名前が付されている。古代中国で生まれた三分損益法による音律と基本的に同じもの。どちらがより古いのかは全く定かではない。