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マーガレット(Margaret, 1283年 - 1290年)はスコットランド女王(在位:1286年 - 1290年)。アレグザンダー3世の娘マーガレットとノルウェー王エリク2世の娘。後に「ノルウェーの乙女 (The Maid of Norway)」と呼ばれた。
1286年3月19日、アレグザンダー3世が44歳で嗣子のないまま亡くなった。そこで長老・重臣たちは、アレグザンダー3世の血を引くマルグレーテ(マーガレット)に白羽の矢を立てた。こうして、わずか3歳のスコットランド初の女王が誕生したが、マーガレットはノルウェーの王宮にとどまったままだった。
隣国イングランドのエドワード1世はスコットランド王の継承権を狙って、4歳の皇太子エドワード(後のエドワード2世)とマーガレットの結婚を迫った。スコットランドの長老・重臣たちにはこの要求をはねのけることができず、1290年3月に二人の結婚に同意することをエドワード1世に通知した。同年7月18日スコットランド南部で結婚条件が取り決められたが、国境地帯にイングランド軍を配置するばかりか、スコットランドの王位継承権をイングランド側に移すという屈辱的な内容であった。
結婚のためにスコットランドに渡ることになったマーガレットを乗せた船が、ノルウェーのベルゲンからスコットランドを目指したが、途中大時化に会いながらも9月26日にオークニー諸島に船が着いた。しかし、マーガレットは極度の船酔いで亡くなった。わずか7歳であった。
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