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アルファベットとは、ひとつひとつの文字が原則としてひとつの音素をあらわす表音文字の体系の総称である。その名前はギリシア文字の最初の2文字である「アルファ」「ベータ」に由来する。
ただし、日本では「アルファベット」という言葉は、世界でもっとも広く通用している代表的なアルファベットであるラテン文字のことを指すことが多い。
アルファベットのほとんどは、語根の子音の組み合わせによって単語の意味が決まる特性を持つセム諸語のための文字として中東で発明された表音文字がその起源であると考えられている。アラム文字からはヘブライ文字、アラビア文字、パフラヴィー文字、ソグド文字が生まれ、パフラヴィー文字からブラフミー文字が発生してインド・東南アジア・チベットのさまざまな文字に変化し、ソグド文字から生まれたウイグル文字はモンゴル文字、満州文字になった。また、フェニキア文字からは母音を記すようになったギリシア文字が生まれ、ラテン文字とキリル文字がそこから派生した。
リストで示すと以下のようになる。