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アウグストゥス(Augustus Caesar, 紀元前62年9月23日 - 紀元14年8月19日)はローマ帝国の初代皇帝。
平民出身で、本名はオクタウィアヌス。ガイウス・ユリウス・カエサルの死後その後継者に指名され養子となる。
カエサルの死後、アントニウス、レピドゥスとともに第2回三頭政治を行なった。内乱においては、腹心アグリッパと共に転戦、ブルートゥス、カシウスらポンペイウス派残党やアントニウスとエジプトのクレオパトラ7世の連合軍をアクティウムの海戦で破って、ローマの混乱を平定した。
この功績により元老院よりアウグストゥス(尊厳者)の称号を受ける。 この時点をローマ帝政の開始とするのが一般的であるが、彼は共和政の形式を尊重して敢えて権力を誇示しなかったため、彼の治世一代を元首政と呼ぶ研究者もいる。
業績
彼はローマの伝統であった対外拡張政策を止め、防衛体制の整備に努めた。
ローマの歴史上初めてとなる常備軍を作り、国境に沿って軍団を配置した。辺境で長い兵役を勤める彼らに報いるために、軍隊の退職金制度を始めた。
北部国境は当初エルベ川とドナウ川にするつもりだったが、紀元9年のトイトブルクの戦いでゲルマン人によって手痛い打撃を受けたためこれを諦め、結局ライン川を国境と定めた。
また、皇帝を護衛する親衛隊を創設し、イタリア本国内に分散して配置した。
文化面では、彼の庇護の元にラテン文学が全盛期を迎えた。 ウェルギリウス・リウィウス・オウィディウスらがその代表である。