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ハモンドオルガン(Hammond Organ)とは、機械的に同期した数本の軸に取り付けて多数の歯車を回転させて、マグネティックピックアップを近接させて設置して、その歯の通過を電気波形に変換した音源により鍵盤で演奏する電気楽器である。
パイプオルガンの音色調整の仕組みを模していると言える。
おのおのの歯車が発生する波形は、楽音の基本波と完全に同期したn倍の波が得られるため、その出力の混合比を調整することで、合成波形が変化して音色を自由に調整できる。このn倍高調波の比率を変化させる操作盤をハーモニック・ドローバーという。
電気的出力を得られるために、さらにアンプで音響を調節したり、ロータリースピーカーやエフェクターなどで、音色を加工して表現力豊かな演奏が行える。
後に、この仕組みは電子回路による発振に置き換えられて完全に電子化され、さらにデジタル・シンセサイザーへと形を変えた。
ジャズ・コンボ(バンド)などで使用される他に、パイプオルガンの代用として荘厳な音色を用いたプログレッシブロックや、出力をさらにアンプで歪ませた強烈な音色でハードロックに使用される。