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コンパクトディスク

コンパクトディスク (Compact Disc、CD) は、直径12cmまたは8cmのプラスチック円盤にピットと呼ばれる凹凸でデータを記録し、反射読み取りのためにアルミニウム蒸着膜と保護層、印字膜を重ねて、デジタル音声などを記録できるようにした媒体。デジタルのPCM形式で最大約74分、99トラック音楽が記録できる。ソニーフィリップスが共同で開発した。アルミニウムのかわりにを使用したものもある。

Table of contents
1 最大収録時間
2 マルチメディア媒体
3 CCCD
4 コンパクトディスクの規格

最大収録時間

最大収録時間が決まったいきさつについて、開発元のソニーによれば以下の通りである。

開発の過程で、カセットテープの対角線と同じでDINに適合する11.5センチ(約60分)を主張するフィリップスに対し、当時ソニー副社長で音楽家出身の大賀典雄が「オペラ一幕分、あるいはベートーベンの第九が収まる収録時間」を主張して、調査した結果クラシック音楽の95%が1枚に収められることから、それを押し通した。(ソニー社史より。[1]

その他、カラヤンが絡んでいるという話も流布している。

開発当時、指揮者カラヤンベートーベン交響曲第九番を収録できるようにと提言した。指揮者によって演奏時間は変わるが、1951年にライブ録音されたフルトベングラー指揮の交響曲第九番は歴史に残る名演奏とされ、演奏時間も長い(およそ74分)ことから、この演奏がコンパクトディスクの規格になったといわれる。

マルチメディア媒体

当初から音声・映像記録媒体として開発し、物理フォーマットは既に決まっていたが音声記録ディスクの論理仕様が先行して策定された。後にデータ記録用としてCD-ROMビデオ記録用としてビデオCDなどの論理仕様が策定された。これらと対比して音声記録ディスクをCD-DAという。

さらに記録にピットを用いずに、レーザーによる媒体の物理的変化を利用して同等なデジタルデータの書き込みを行う方式が開発さた。CD-Rはエンドユーザがデータの追加記録ができる。データの消去ができない(論理的に認識できないようにすることはできる)CD-R に対してデータの消去を可能にし、書き換えができるものをCD-RWという。

CDの技術を踏まえて音質の向上、あるいは著作権管理機能の強化を目指したディスク媒体の開発が引き続き行われている。オーディオ分野で実用化されたものとしてはSuper Audio CD (SACD)、DVD-Audioなどが開発されたが、どれもCD-DAを代替するまでの普及には至っていない。

CCCD

CD技術の陳腐化でコピーが容易になったこととコピーされた音声ファイルのネットワークによる大量頒布の問題が顕在化したことにともない、2002年に入り、日本国内でコピーコントロールCD (CCCD) と呼ばれる種類のディスクが登場した。

これは厳密にはコンパクトディスクと称することはできない(そのため、パッケージにはコンパクトディスクのロゴが入っていない)。

コンパクトディスクの規格





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