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サンマイクロシステムズ (SUN Microsystems) は、SolarisOSとSPARCCPUを使ったサーバ、ワークステーションを製造販売する米国企業。
サンの名前は、Stanford University Network の頭文字 SUN から来ており、スタンフォード大学で校内のネットワーク用のワークステーションを独自に開発したチームが独立して会社を創立したのが始まり。創立に際してカルフォルニア大学バークレー校でBSD UNIXを開発していたビル・ジョイを創立メンバーに招いた。創立から数年で世界企業へと成長した。
当初ワークステーションのOSは、BSD UNIXを採用し SUN OS と呼ばれていたが、後に当時 UNIX を所有しUNIX System V をライセンスしていた AT&T と共同して、BSD UNIXとSystem V を一部合流し Solaris とし販売を開始した。Solaris は、System V としての性格が強い。
CPUアーキテクチャとしては、当初 モトローラの68000系を使っていたが、後に自社独自のCPUアーキテクチャ SPARC を開発した。SPARC は RISCアーキテクチャを採用している。
自社の技術を公開したりライセンスしたりする事が多く、オープンな戦略を特徴としている。SPARCのCPUアーキテクチャは外部にライセンスされている。Solaris単体での販売もしている。PC向けのSolarisもある。近年 Linux をその戦略の一部に取り込んだ。
Javaをビル・ジョイを中心としたチームにより開発した。
J2EE (Java 2 Platform, Enterprise Edition)などでは、マイクロソフトの .NET 構想と同等の機能のほとんどが実現されているにも関わらず一般向けの宣伝が少ないため、一般には知られていない。
JXTA は、JavaのP2Pアーキテクチャである。一般のコンピュータに留まらず PDA や携帯電話での使用が当初から考えられている。
SunOSは、BSD UNIXであり、BSDのライセンスはフリーソフトウェアであるため、フリーソフトウェアの思想は当初よりサンにあったことになる。当初のBSD UNIXはAT&Tのライセンスと必要としたが、BSDの書いたコード(ビル・ジョイの管理したコード)は、フリーソフトウェアである。
NFSはサンにより作られたネットワーク・ファイルシステムの規格であるが、サンからNFSのライセンスを受けるとSunOSのソースコードがやって来ていた。現在のLinuxなどで使われているNFSは独自のフリーな実装が使われている。
Solarisのデスクトップ環境として 以前から利用していたCDEからGNUプロジェクトのフリーソフトウェアである GNOME に変更するなど、既存のオープンソースソフトウェアと連携した動きも多い。GNOMEの開発の中心にいる企業 Ximian に出資している。また、以前はLinuxに対して非協力的であったが、最近は自社製品にLinuxを搭載している。
OpenOffice.orgを、フリーソフトウェアかつコピーレフトのGNU GPLとサン独自のライセンスの2重ライセンスで公開している。OpenOffice.orgは豊富な機能を持ったオフィススイートで、多くのプラットフォーム(OS)をサポートしオープンソース運動を加速している。サンはOpenOffice.orgの成果をもとに、ソース非公開の StarOffice を開発し販売している。なお、StarOffice は教育機関などに向けての無料ライセンスもある。
OpenOffice.org のベースとなった StarOffice は当初、ドイツのソフトウェア会社 StarDivision で開発されていたソフトウェアで、サンは同社を買収した後すぐにオープンソースプロジェクトとして公開し注目を集めた。当初はサン独自のオープンソースライセンスであったが、後に GNU GPL を採用した。
コバルトシステム:インテル系のCPUとLinuxの組合せのサーバーを販売していたコバルトシステムを買収し、インテル系のCPUとLinuxを組み合わせたサーバーがサンから販売されている。
Sun ONE - One : Open Network Environment。 [1]
フリーソフトウェアとの接近
外部リンク
ホームページ: http://sun.com/ (英文であるが一部日本のページもある)。
日本サンマイクロシステムズ: http://jp.sun.com/ 、http://jp.sun.com/developers/ (技術資料)