ジャン・リュック・ゴダール
フランスの映画監督。1930年パリ生。ソルボンヌ大学中退?ヌーベルバーグの旗手。映画評論雑誌「カイエ・デュ・シネマ」に寄稿。59年、映画『勝手にしやがれ』で長編映画デビュー。世界的なセンセーションを巻き起こし、ゴダール、主演のジャン=ポール・ベルモンド、米女優ジーン・セバーグの名を世界に轟かす。最初のパートナーであるアンナ・カリーナ主演作『女は女である』はベルリン映画祭主演女優賞を授与される。63年『軽蔑』、65年『気狂いピエロ』(ベルモンド、カリーナ主演)など傑作を発表する。64年アンナ・カリーナと独立プロダクション「アヌーシュカ・フィルム」設立。68年にはカンヌ映画祭に、映画監督フランソワ・トリュフォー、クロード・ルルーシュ、ルイ・マルらと共に乗りこみ映画祭を粉砕する。商業映画からの長期間に及ぶ決別、ローリング・ストーンズとの音楽映画など、映画を再創造していく。自身の映画出演や、共産主義的政治活動等、時代の流れを先んじ、その中に飲まれる行動を示す。82年『カルメンという名の女』によりヴェネチア・グランプリ。2002年には日本の高松宮殿下記念世界文化賞受賞。
その他の映画作品に『男性・女性』、『彼女について私が知っている二、三の事柄』、『万事快調』、『パッション』、『フォーエヴァー・モーツァルト』、『愛の世紀』など。近年日本国内での映画公開は少なくなっている。